こんにちは。旬の食材を味わうのが大好きな、ヨムーノライターのかもです!
季節とともに少しずつ変わるスーパーの野菜売り場。
つい価格や使いやすさを優先して、いつも同じ野菜を選んでいませんか。
「たまには旬の野菜を食べたいな」と思っていたところ、春の食材をたっぷり楽しめるレシピを発見。
シンプルなのに自分では思いつかない斬新な味付けだったので、ご紹介させてください!
春野菜を楽しむバター風味の蒸し煮
日本テレビ系列『キユーピー3分クッキング』で料理研究家・近藤幸子さんが紹介した「春野菜と鶏肉のフライパン蒸し」。
和風なイメージのある菜の花とたけのこを、バターを使って洋風でいただくレシピです。
フライパンひとつでできるので、洗い物も少なくて済みます。
春の訪れを食卓から先取りしましょう!
近藤幸子さん「春野菜と鶏肉のフライパン蒸し」の作り方
材料(2人分)
- 鶏もも肉…1枚(250g)
- 塩…小さじ1/2
- ゆでたけのこ…150g
- 菜の花…120g
- 長ねぎ…1/2本(50g)
- にんにく…1かけ
- バター…10g
- 赤唐辛子の小口切り…1/2本分
- 水…大さじ4
作り方①野菜をカットする
たけのこは穂先を4〜5cm長さのくし形切り、根元を1cm幅の半月切りにします。大きすぎる部分はさらに半分にしました。
菜の花はかたい根元部分を落として、半分の長さに切ります。今回使用した菜の花は切り揃えられたものではなかったので、食べやすい長さに切りました。
茎が太ければ、縦半分に切りましょう。
菜の花は調理する前に水につけておくとシャキッとするそうなので、余裕があればやってみてください。
長ねぎはななめ1cm幅に、にんにくは薄切りにしましょう。
作り方②鶏肉の下準備をする
鶏肉は余分な脂と筋を除いて、8等分にカット。
今回の鶏肉は分厚くて食べにくそうなところがあったので、10等分にして皮を残しました。
フライパンに鶏肉を入れて塩をまぶします。フライパンの中で下味をつけることで、洗い物が減らせます。
作り方③具材を入れて蒸し煮にする
鶏肉のすき間にたけのこを差し込みます。重ならないように入れるのがポイント。
上から菜の花と長ねぎを重ね、にんにくと赤唐辛子を散らしましょう。
バターをのせたら、水をまわし入れます。
ふたをして火にかけ、煮立ってから7〜8分蒸しましょう。火が通ったらひと混ぜして、お皿に盛って完成です!
にんにくとバターがやさしく香る春の味わい
盛り付けた直後は、にんにくの香りが漂ってペペロンチーノのような雰囲気。
食べてみると、汁気がほどよい塩気のソースになっています。どこかホッとするようなバターのまろやかさが舌に広がり、コーンポタージュやクリームシチューのような風味がふわっと鼻に抜けます。
たけのこのザクザク食感がうれしい〜!
一緒に食べる菜の花の苦味、長ねぎとにんにくの香り、赤唐辛子のピリッと感……。
調味料は塩とバターだけですが、食材からそれぞれの風味がしみ出て複雑な味わいです。
鶏肉は想像以上にジューシー。少し大きいので食べにくさはありますが、火が通り過ぎないサイズのようです。
残した皮を下にして焼いたのも、直接火が当たらず正解だったかもしれません。
今回購入した菜の花はすこし茎がかたそうだったのですが、クタッとやわらかく仕上がりました。菜の花は調理法によっては繊維質が口に残るのですが、それがなくて食べやすかったと家族から高評価。
この献立では、汁をたっぷり絡めて鶏肉やたけのこと一緒に食べるのに菜の花の存在は欠かせません!
菜の花とたけのこから旬のパワーをもらって!
家族に「春らしくて爽やかな気分になる」と表現されるほどに春野菜のオンパレードで、調理している私もウキウキしました。
ぜひ菜の花が売っているうちに作ってみてくださいね。
ライター:かも
ティータイムを愛するグルメライター
おいしいものに囲まれて、ラクして生きたいウェブライター。日常の癒しはスイーツとお茶。好きなお店はカルディと無印良品。飽き性なので海外グルメや季節を感じるレシピなど、毎日に小さなワクワクをプラスするものも欠かせません。食事やおやつにこだわる私のおすすめを紹介します!