これは筆者の友人B子から聞いたエピソードです。公園で知り合ったママ友C子が、B子の持ち物を勝手に使おうとする非常識な人だったことが発覚。最初はやんわり断っていたB子でしたが、ついに我慢の限界が訪れ、一言で反撃! スカッとする結末を迎えた話です。
公園で出会った「図々しいママ」
B子は3歳の娘を連れて、よく近所の公園に遊びに行っていました。ある日、公園で何度か顔を合わせたC子と仲良くなり、話すように。最初は気さくな人だと思っていたのですが、少しずつ「ん?」と思う場面が増えていきました。
C子はB子のレジャーシートを「ちょっと借りるね」と言って断りもなく使ったり、「このお茶、子どもが喉乾いたって言ってるから、少しもらっていい?」と勝手に開けたりすることが続きました。最初は「まあ、困ってるのかも」と思い許していましたが、ある日、決定的な出来事が起こります。
「勝手に使わないで!」B子の怒り爆発
その日は暑かったため、B子は娘のために新しい帽子を持ってきていました。するとC子が「あ、それ可愛いね! うちの子、帽子忘れたから貸してくれる?」と手を伸ばしてきたのです。
「ごめんね、これはうちの子用だから」とやんわり断ると、C子は「ケチね〜! ちょっとくらい貸してくれたっていいじゃない」と不満げな顔。「使わなくなったら譲ってよね」と言い出し、B子はついに堪忍袋の緒が切れました。
「C子さん、他人の物を勝手に使おうとするの、やめたほうがいいよ」と冷静に指摘。さらに、「うちは他人に迷惑かけたくないし、子どもにもそう教えてるから」と釘を刺しました。C子はムッとした表情を浮かべましたが、それ以上何も言えなくなった様子でした。
その後、C子の驚きの行動
それ以来、C子はB子にあからさまに冷たくなり、他のママたちにも「B子さんってケチなんだよ」と言いふらしていたようです。しかし、他のママたちはB子の味方でした。
「え、勝手に人の物使うほうが非常識じゃない?」という声が上がり、C子は次第に孤立。最終的に、公園で見かけることも少なくなりました。B子は「最初にきっぱり言っておいてよかった」とスカッとした気持ちになったそうです。
この出来事を通じて、「遠慮せず、嫌なことはしっかり断ることが大切」と実感したB子。図々しい人に流されず、自分の意志を貫くことの大切さを学んだ出来事でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。