2月3日に、IT企業「パナソニック インフォメーションシステムズ」大阪本社が移転しました。これまで、アプリ部門、インフラ部門、管理部門、営業部門の全部門が、門真市など8拠点にありましたが、大阪メトロ・扇町駅の近くにある「Panasonic XC OSAKA」2〜9階の約4,000坪に移転した大阪本社に集約され、3月13日にその開所式が行われました。
4年に及ぶ移転プロジェクトで働く人の声を取り入れた「行きたくなるオフィス」に
開所式では社長、副社長、労働組合代表による挨拶の後、移転ワークショップについてのプレゼンテーションがありました。新オフィスが「行きたくなるオフィス」になることを実現するため、4年に及ぶ移転プロジェクトが進行。その中で、移転ワークショップが開催され、各部署から選抜された社員32人によって「私たちの理想の働き方」について議論、そのためにどんなツールが必要かについても話し合われたそうです。
例えば、「集中して作業できるようなスペースが欲しい」という多くの声から誕生した、防音で会話禁止の半個室ブースのほか、新オフィスの注目ポイントとなる共用スペースは、見た目がスタイリッシュで緑が多くリラックスでき、カジュアルな打ち合わせスペースがたくさんあって、ミーティングもしやすくなりました。
経営幹部がなるべく口を出さず、従業員の声を取り入れた多様な働き方がかなうオフィスレイアウトの実現と、拠点が集約されたことで、部門間のコミュニケーションが取りやすくなり、出社するのが楽しくなった人が増えたそうです。
写真左から移転ワークショップ代表・加納実樹さん、副社長・阿部裕さん、社長・玉置肇さん、労働組合代表・松井正貴さんによるテープカットの様子
囲み取材も行われ、新オフィスについて、社長の玉置肇さん(写真左)は「アクセスが良くなり、取引先などステークホルダーの皆さまが来やすくなったことで、新しい価値を生み出すプラットフォームになったと考えています」。
現副社長で、4月1日から社長に就任される阿部裕さん(同右)は「ビジネスパートナーの方から、社員の顔がすごく明るくなったとおっしゃっていただけます。また、仕事は1つの部署で解決できない問題ばかり。全機能が新オフィスに集まったことで、他部署ともすぐ話ができるので、総合力で戦っていきたいです」
今後は地域貢献もしていきたいということで、開所式の出席者には、新オフィスの近くにある「大阪天満宮」の湧き水「天満天神の水」を使った「葛もち」のほか、新オフィスの周辺のお店などの情報も掲載された「移転記念冊子」が配られました。
■「移転記念冊子」の詳細
https://mrs.living.jp/tokyo2/book/isc/2025
快適でスタイリッシュな居心地の良い空間
新オフィスは、「こんなところで働きたい」が散りばめられてました。まずは高級ホテルのようなラグジュアリー感が漂うエントランスが出迎えてくれます。
9階にある、注目の共用スペースは、緑が豊富で、リラックスできるおしゃれなカフェのような空間。京都の「小川珈琲」のエシカルコーヒーのほか、ほうじ茶ラテ・抹茶ラテ、ミルクなどがあり、どれもリーズナブル。さらに、おやつのサブスク「スナックミー」の商品も購入でき、仕事の合間も楽しくリフレッシュできそうです。
12階には開放感のあるスカイテラスがあり、大阪の景色も一望できます。
ほかにも4階の執務フロアにはWEBや対面の会議に適した部屋や個別ブースなど、シーンに合わせたスペースがスタンバイ。「行きたくなるオフィス」は人々の笑顔を増やし、生産性もアップするはずです。
パナソニック インフォメーションシステムズ
大阪市北区末広町2-40、Panasonic XC OSAKA