Text by 井上大輔(編集部)
今季から英2部のリーズでプレーする日本代表MF田中碧。
26歳のMFはここまで35試合で4ゴールを記録し、リーグ首位に立つチームに大きく貢献している。
リーズがフォルトゥナ・デュッセルドルフに支払った移籍金は350万ユーロ(5.6億円)ほどとされているが、その活躍ぶりを考えれば超格安だったとされている。
『Football League World』によれば、リー・ヘンドリーは、こう話していたそう。
「いつも1年目の選手に注目しているが、リーズの田中碧は、あの体格と期待レベルのクラブにやって来て、文字通りすぐにチームに溶け込み、本当にうまくフィットした。
今シーズンの彼は目を見張るものがある。期待されているクラブに行くのは大きな決断だ。ある程度は期待されるが、後はそれを満たすことが大事。彼は本当に素晴らしい。
このチームのなかで傑出した選手のひとりだと思う。田中はいつ見ても素晴らしい能力があり、リーズの真の原動力となっている。
だから、彼はジェームズ・トラフォード(バーンリーGK)とともに傑出している。(今季の英2部リーグで)本当に目立ったのは、この2人だ」
3位のバーンリーは38試合で11失点と失点数がダントツの最小で、22歳のトラフォードは守護神としてその堅守に貢献している。
ちなみに、47歳のヘンドリーはアストン・ヴィラで250試合以上に出場した元MFで、10代前半から天才少年と注目されていた人物。