「結婚式のご祝儀2万円、なぜ？」投稿に賛否わかれる「マナー違反でしょ」「1万円が普通」

結婚式などの場では、ご祝儀の金額について話題になることがあります。人によって価値観や感覚が異なるため、金額に対する考え方には意外なズレを感じることも。

SNSで「結婚式のご祝儀を3万円未満にする人たちは、常識がないのでは？知らない人多すぎない？」といった趣旨の投稿が話題になっています。

こちらの投稿には「相場は3万円」「2万円を受け取ったときは驚いた」と、3万円が常識と考える方がいる一方で、「気持ちでいいのでは？」「3万円出すのが難しかった」という方も。

はたして、「結婚式のご祝儀は3万円が常識ではないか」という意見について、多くの方はどのような考えをもっているのでしょうか？SNSの声を中心に紹介します。

3万円を用意するのが常識なのでは？

一般的には、友人や同僚へのご祝儀の相場は3万円とされており、3万円が常識と考える意見が多数見られました。

• 私は友人なら3万円、身内なら少し多く出します。
• お祝いと飲食費で3万円と考えています。
• 相場は3万円ですよね。

身内の場合は少し多めにしたり、子どもを連れている場合には子どもの食事代を追加したりするなど、関係性や状況に応じて異なることはあるものの、3万円を包んだという方は多いようです。

そのため、ご祝儀が3万円よりも少なかった場合には、驚いてしまうというコメントが見られました。

• 職場の仲の良い人から2万円で驚きました。
• 夫の職場の人は、40代で2万5,000円でした。
• 夫婦で3万円だったときは驚きました。

とはいえ、なかには3万円を用意するのは難しいという方も。

• 学生のときには、3万円は厳しくて2万円にさせてもらいました。
• 友人からは、会費制で2万円にしてもらいました。手取りが少なかったのでありがたかったです。

学生の場合は、3万円を用意するのは簡単ではないでしょう。さまざまな事情があり、用意できない人もいるかもしれません。

3万円でなくても…

一方で、必ずしも3万円以上でなくても良いのではないかという意見も。

• ご祝儀の金額はマナーではなく、あくまで相場。
• 人それぞれの考え方があってもいいのでは。
• マナーかもしれないけど…気持ちでいいんじゃないかな。

3万円が相場とはいわれていますが、結婚式に出席するにあたってはお祝いする気持ちも大切でしょう。

地方によっては

また、地域によっては「3万円が相場」ではない場合もあるようです。

• 私の住んでいるところは1万円が普通です。
• 私の地域では、会費制が基本です。
• 都道府県によっても、祝儀の額は違うときがあって困る。
• 会費制なので、参加費に加えて、プラスでご祝儀を渡しています。

昔から結婚式は会費制が一般的という地域もあります。

また、最近では、結婚式を会費制にするケースも増えているそう。少人数制の挙式や、カジュアルなウェディングパーティーなどの場合、1～2万円の会費にしていることも多いとのこと。

地域によってもご祝儀の相場は異なるので、不安なときは前もって仲間内で金額を確認しておいたほうがいいかもしれません。

みなさんはどう思いますか？

今回は「結婚式のご祝儀は3万円が常識ではないか」という意見について、SNSの声を中心に紹介しました。

一般的には、友人や同僚の相場が3万円とされていることからも「私は3万円出しています」「2万円だと驚きます」と考える方は多いようです。一方で「3万円は厳しかった」「気持ちが大切では」という方も。

また、「私の地方は1万円が相場」「会費制が基本」など、地方によっても違うようです。一般的なご祝儀の相場はあるものの、新郎新婦との関係性やそのときの状況に応じて、適切な額は変わるものなのかもしれません。

みなさんは、この問題についてどのように考えますか？