「ジョン・ウィック」シリーズの最新作にして、新たな“復讐の女神”の誕生と活躍を描く『バレリーナ:The World of John Wick』(8月公開)。本作の特報が解禁となった。
【写真を見る】スタイリッシュで新しいアクションは今回も健在!
本作の主人公は復讐に燃えるイヴ。裏社会に轟く伝説の殺し屋、ジョン・ウィックを生みだしたロシア系犯罪組織「ルスカ・ロマ」で殺しのテクニックを磨いたイヴは、幼い頃に殺された父親の復讐に立ち上がる。
これまで銃とカンフーを合わせた「ガン・フー」や、車とカンフーを合わせた「カー・フー」などを生みだしてきたシリーズの代名詞とも言える、スタイリッシュで新しいアクションは本作でも健在。ネオンの光で彩られたナイトクラブでのガンアクションや、手りゅう弾を扉一枚挟んで受け止める肉弾戦、そして極めつけは火炎放射器vs放水ホースのバトルシーン。誰も見たことのないアクションはさらなるパワーアップを果たしている。
特報には、シリーズおなじみのキャラクターも続々と登場する。コンチネンタルホテルNYの忠実なコンシェルジュ、シャロン(ランス・レディック)はイヴを迎え入れ、支配人のウィンストン(イアン・マクシェーン)も「また会えてうれしいよ」と声をかける。そして満を持して姿を現すのは、もちろんジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。「あなたのように強くなりたい」と口にするイヴに対し、「すでに君は強い」と返す彼は、はたして敵か味方か。2人の関係性をはじめ、「ジョン・ウィック」ワールドのキャラクターたちが、イヴの物語にどのように関わっていくかも気になるところだ。
イヴを演じるのは『ブレードランナー 2049』(17)のヒロイン役で注目を浴び、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(20)での可憐な魅力と鮮烈なアクションが絶賛されたアナ・デ・アルマス。そして、「ウォーキング・デッド」シリーズで人気を博すノーマン・リーダスらも新たに参戦する。
あわせて、イヴが銃を構える姿やスケート靴片手に超絶アクションを繰り広げる姿を捉えた場面写真が一挙解禁に。リーダス演じる新キャラクターやコンチネンタルホテルNYのコンシェルジュと支配人、『ジョン・ウィック:パラベラム』(19)にも登場したルスカ・ロマのディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)など、イヴを取り巻く面々が捉えられたカットとなっている。
より過激に、より華麗に昇華したアクションに息をも忘れること間違いなし。『バレリーナ:The World of John Wick』の新たなノンストップ・キリングアクションに注目してほしい。
文/平尾嘉浩