こんにちは。お得という言葉が大好きな、ヨムーノライターのkaoruです。
お手頃価格で良質な商品が多い、ドン・キホーテのPB「情熱価格」。その中でも「からだ想いラップ」という商品が、悪い意味で世間の注目を集めました。
発売と同時に酷評の嵐。ダメ出しを受けてリニューアルされたとSNSで見かけ、気になったので購入して使ってみたんです。
ギザギザマシマシ!持ち方がポイント
- 商品名:からだ想いラップ 50m
- 価格:175円(税込)
特に意見が多かったのが「出しにくさ」と「切れにくさ」。この問題が出る時点で、ラップとしてどうなのかと使う前から不安がよぎります。
改良前は上から下に引き出す仕様でしたが、この向きが出しにくさの原因。下から上に引き出すようにラップの向きを改善したのだそう。
フタをしっかり開くのがポイントで、刃に触れないように気を付けます。思っていたほど出しづらさは感じず、スムーズでしたよ。
続いては切れ味。前作では「ラップが切れずに刃の部分が破損した」という悲惨な意見が。
今作は、刃の数を増やし切れにくさを改良。刃が付いている部分に切り方が記載されていて、ラップをスパっと切るには親指を置く位置がポイントです。
フタを閉めたら、外箱にある黄色く目立つ親指位置の目安をしっかり押さえて、少し内側に傾けます。箱を素早く外側に開くように切ることで、気持ちよく切ることに成功しましたよ。
箱の厚みをアップ!既存の機能も見やすく
「力任せに切ろうとして、箱を強く握りしめて潰してしまった」という方が多かった外箱。見た目までボロボロになり、もう使う気も起きないという容赦ないコメントも見られました。
そこで箱の厚みをアップして強度を改善。強めに握ってみましたが、凹んだりすることなくしっかりした作りで、ビクともしませんでしたよ。
ラップが箱から飛び出す問題は、以前から箱に付いていた防止ストッパーを見やすくし、機能を使ってもらうことで改善。
目立たず気づいてもらえなかったため、黄色に変更して目につくようになっていました。使い初めに忘れずに押すことで飛び出すこともなくなりますよ。
健康に配慮された商品に意味がある!正しい使い方で破裂を回避
器にくっつかない問題は、使う側にとって死活問題ですよね。このラップはくっつかないとの声が多く、密着度を上げて欲しいとの要望が多数。
しかし、実はこれ、使う人のからだを思ってのことだったんです。
一般的なラップには、やわらかくしたり粘着力を上げたりする添加物が含まれているのですが、ドンキのラップは無添加でくっつかない性質なのだとか。知らなかった……。
「からだ想い」というネーミングは、消費者の健康を考えている証。添加物を気にする方からの支持もあるため、この部分をもっと押し出しても良いと思いますよドンキさん。
「電子レンジでお肉をあたためたら破れた」という意見も見逃せません。
無添加ラップは熱に弱い性質があるのですが、この商品は電子レンジで使える無添加ラップなので、耐熱温度は110度。
外箱の底には電子レンジで使う場合の注意点の記載があり、深皿を使いラップで覆ったら、ラップをゆるめにかけて小さな穴を開けることで破裂を防止できるそう。
使ってみましたが破裂することなく温められ、ラップの密着がない分、はがすのも簡単でした。正しく使用すれば破れる問題も解決しますよ。
無添加ラップのすごいところはここ!
自宅で保管していたじゃがいもや玉ねぎから芽が出ていることがありますよね。野菜は購入後も成長を続けているのですが、無添加ラップを使うのに野菜や果物は最適。
無添加ラップには酸素を通す性質があり、野菜全体を包むことで乾燥を防ぎつつ鮮度を保ってくれるんです。物価高騰の中、鮮度を維持してくれるなら使わない手はないですよね。
・リアル友人にオススメできるか度 ★★★★☆
理由:ダメ出し箇所も改善され使いやすくなっている。大手メーカーと用途の差別化をすればとてもよい商品で、野菜の保存にオススメ。安価で手に入るのもうれしい。
改良は成功!
消費者の声と開発者の努力で使いやすくなった「からだ想いラップ」。使ってみてリニューアルは成功だと確信しました。
興味のある方は、ぜひ使ってみてくださいね。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。
ライター:kaoru
無印と100均が大好き!沖縄の離島で家族と暮らすズボラ主婦
沖縄の離島で夫と2人の娘+にゃんこ3匹(本当は犬派)と暮らすアラフィフ専業主婦!ズボラでめんどくさがり屋でもマイホーム暮らしを快適空間にすべく、無印良品や100円ショップで便利・可愛い商品をパトロール!家に無印&100均商品が溢れるマニア。