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【清水ミチコさん直伝レシピ】「マヨネーズってすごい!」冷めてもおいしい卵焼き

  • 2025.3.28

今回はマヨネーズを使った卵焼きです。
「乳化」というのですが、マヨネーズの中のお酢とオイルがたんぱく質の結合をソフトにしてくれるそうで、冷めても固まりにくくなり、冷蔵庫で冷やしてもいつまでもやわらかくておいしくなるんです。
これ、世紀の大発見だと思うのですが、いかがでしょうか。
みなさんも騙されたと思って、1 度トライしてみてください。

マヨネーズな卵焼き

〔 材料 〕
卵 …… 4 個
マヨネーズ …… 大さじ4
みりん …… 大さじ4
しょうゆ …… 大さじ1
酒 …… 大さじ1
サラダ油 …… 適量

〔 作り方 〕

1

卵を4個ボウルに割り入れ、ある程度溶いたところに、マヨネーズ、みりん、おしょうゆ、お酒を入れ、さらに混ぜていきます。
(動画では)手順を間違えてしまい、先に調味料を混ぜて、後から卵を入れてしまったんですけど、でも大丈夫なんです! なぜかと申しますとマヨネーズは乳化がしやすいんですね。
仲を取り持ってくださる調味料なんです。

2

ザルを用意しまして、卵液をこしていきます。
このザルが素晴らしくてですね、凝り固まりを取り、なめらかにしてくれるんですね。社会と同じです。
社会にもまれて人は、みんなと協力しながら作っていくのが大切なんだな……そんなことを教えてくれる。それがザル、でございます。

3

そしてこちらが「レミパン」です。
平野レミさんが考案してくださいました万能卵焼き器「レミパンエッグ」です。

4

レミパンに油をひきまして、適量の卵液を流し入れます。だし巻き卵の要領で焼いていくんですけど、最初はあまりきれいじゃなくても大丈夫ですよ。
だんだんと形は整っていきますので。

5

少しずつ卵液を足しながら、焼いては巻くを繰り返します。
育児と同じで、最初は大丈夫かな?と心配になるんですけど、なんとかなるものです。
もちろん自分自身もそうでございます。「案ずるより産むが易し」と申しますね。

6

卵液をすべて使って卵が焼きあがりましたら、温かいうちに簀巻きにして冷まします。

7

いかがでしょう! 簀巻きの型もついて、我ながらきれいにできあがりました。

動画もチェック!

キーワードは『乳化』
失敗なしのお手軽料理!冷めても美味しいんです!!

清水ミチコ

岐阜県出身。1987年のデビュー以降、テレビ・ラジオのほか、エッセイ執筆、CD制作、ライブと、幅広く活躍。YouTubeでは、「清水ミチコのシミチコキッチン」「清水ミチコのシミチコチャンネル」を配信中。
「清水ミチコ万博~ひとりPARADE ~」と題したライブツアーを全国各地で開催中。3月16日(日)兵庫・神戸国際会館こくさいホールにて追加公演も決定。詳しくは、公式サイト4325.netをチェック!
大人のおしゃれ手帖4月号より、新連載もスタート。お楽しみに~。


撮影/白井裕介 文・編集/鈴木香里
 
大人のおしゃれ手帖2025年3月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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