今週の動員ランキングは、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(東宝)が週末3日間で動員28万2000人、興収3億4700万円をあげ、3週連続で1位をキープした。累計成績は動員177万人、興収21億円を突破している。
2位も変わらず『ウィキッド ふたりの魔女』(東宝東和)となり、週末3日間で動員16万3000人、興収2億7100万円を記録。累計成績は動員113万人、興収18億円を超えている。
3位には、ディズニーが新たなミュージカル版として実写化した『白雪姫』(ディズニー)が、週末3日間で動員13万1000人、興収1億9700万円をあげ初登場。雪のような純粋な心を持つ白雪姫をレイチェル・ゼグラー、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王をガル・ガドットが演じ、監督はマーク・ウェブ。3月20日(木・祝)から公開されていることから、4日間の累計では動員21万8000人、興収3億2600万円となっている。
4位には、馳星周の直木賞受賞作を瀬々敬久監督が高橋文哉と西野七瀬をW主演に迎えて映画化した『少年と犬』(東宝)が、週末3日間で動員8万3000人、興収1億900万円を記録してランクイン。
様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描き、共演は伊藤健太郎、伊原六花、他。こちらも4日間の累計では動員12万6000人、興収1億6400万円をあげている。
この他新作では7位に、本年度のアカデミー賞で脚色賞を受賞したミステリー『教皇選挙』(キノフィルムズ)が初登場。次期ローマ教皇を決める“コンクラーベ”で熾烈なパワーゲームを繰り広げる枢機卿たちをレイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴーらが演じ、監督はエドワード・ベルガー。
9位に韓国の人気ウェブマンガをKōki、主演で2部作として公開するラブコメディの前編『女神降臨 Before 高校デビュー編』(ソニー)がランクイン。メイクで人生を切り開いた主人公の恋と夢を追いかけた9年間を描いている。監督は星野和成、渡邊圭祐、綱啓永が共演している。
【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2025年3月21日~3月23日)
1(1)『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』:3週目
2(2)『ウィキッド ふたりの魔女』:3週目
3(初)『白雪姫』:1週目
4(初)『少年と犬』:1週目
5(4)『35年目のラブレター』:3週目
6(5)『ファーストキス 1ST KISS』:7週目
7(初)『教皇選挙』:1週目
8(3)『お嬢と番犬くん』:2週目
9(初)『女神降臨 Before 高校デビュー編』:1週目
10(―)『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』:5週目