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20年のキャリアを持つ実力派がミュグレーの新クリエイティブ・ディレクターに就任

  • 2025.3.25

ミゲル・カストロ・フレイタスが、ミュグレーMUGLER)の新クリエイティブ・ディレクターとして、ケイシー・キャドウォラダーの後任に就任することが、親会社のロレアルにより発表された。

ポルトガル出身のフレイタスは、これまで公の場にはほとんど姿を見せてこなかったが、20年にわたり名だたるメゾンでキャリアを積んできた実力派。2004年にロンドンのセントラル・セント・マーチンズを卒業後、ジョン・ガリアーノに見出され、ディオールDIOR)でキャリアをスタート。サンローランSAINT LAURENT)ではステファノ・ピラーティのもと、ランバンLANVIN)ではアルベール・エルバスとともにデザインを手がけた。

その後、ラフ・シモンズ体制下のディオールではテーラリング部門の責任者を務め、ドリス ヴァン ノッテンDRIES VAN NOTEN)ではウィメンズウェア部門のヘッドとして活躍。近年はスポーツマックスSPORTMAX)のクリエイティブ・ディレクターとして、2021年春夏から2024年春夏まで指揮をとった。SNSでの露出は少ないものの、その実力には業界内で定評がある。

就任に際し、カストロ・フレイタスは「ミュグレーという壮大なメゾンに加わることは大きな光栄。ティエリー・ムグレー氏が切り拓いたファッションの可能性を受け継ぎ、私自身のビジョンや物語をこの遺産に重ねていきたい」とコメントしている。

Text: LAURE GUILBAULT Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.BUSINESS

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