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離婚の意思が固い妻に「俺の頑張りはムダだったのか?」呆然と告げる夫…妻の答えは?<モラ夫から脱却>

  • 2025.3.26

桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナちゃんと3人で暮らしています。とてもやさしく紳士的だった夫は、結婚後にモラハラ化。家事も育児も丸投げし、夜には無理やり行為に及び、カスミさんは毎日我慢を強いられる生活を送っていましたが、夫がモモナちゃんにけがをさせたことで限界がきて、家を出ました。

夫がモラハラ気質の改善を図ったことで、一時は関係修復の兆しが見えていた2人。しかし、妻の浮気を疑った夫の罵倒と暴力が決定打となり、カスミさんは離婚の意思を固め、娘と家を出ました。

話し合いが始まると、夫はカスミさんを責める暴言を吐き、ほとんど育児に関与していなかったにもかかわらず、家族からの愛情を求めてきました。

カスミさんが「図々しい」と言い放った途端、夫は拳を振り上げましたが、人目があることを指摘されて、殴るのをやめます。

「今だったら許してやるよ? 今謝ったら、今日のことは大目に見てやるよ」と、自分の立場をいまだ分かっておらず、上から目線で妻に伝える夫。

カスミさんは「あなたの存在は必要ないって言ってるの。必要なのは養育費だけ」ときっぱり伝えたのでした。

回避できなかった離婚

すでに、これからの生活への期待に胸を膨らませているカスミさん。

「もうほかに私に言いたいことはないかな?」

そう言って足早に席を立とうとします。

「俺が今まで頑張ってきたことは無駄だったのか……?」

呆然とした様子で、そう口にする夫。

カスミさんはそんな夫に、取り組んだことを無駄にせず、次の機会に生かすよう伝え、去って行ったのでした。

なんとか離婚を回避すべく、必死でモラハラ改善に努めてきた夫。離婚という結末を迎えましたが、自分を見つめ直す良い機会になったことでしょう。

カスミさんとの結婚生活だけが人生のすべてではありません。

引き続きモラハラの改善に努めることで、きっと次こそ円満な家庭を築き、夫としての務めを果たし、人としても一皮むける姿を見せてほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター しろみ

ベビーカレンダー編集部

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