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長野県の観光スポットおすすめ38選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで

  • 2025.3.27

日本アルプスとよばれる3つの大きな山脈を有する長野県は、起伏に富んだ雄大な自然に出合えるスポットとして人気です。今回は『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、長野県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介します。高原リゾートとして人気の軽井沢や上高地、松本城や善光寺などの名所旧跡、温泉など多彩な観光スポットがいっぱい! フルーツや野菜、おやきなど、長野県ならではの名産・名物もぜひ味わってみて。

長野のおすすめ観光スポット【長野・戸隠・須坂・菅平高原エリア】

Spot.1【善光寺】一生に一度はお参りに訪れたい!

るるぶ&more.編集部

日本最古と伝わる「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」を御本尊とする「善光寺(ぜんこうじ)」。約5万9000㎡の境内に、大勧進・大本願と39の宿坊からなる大寺院です。創建以来約1400年、源頼朝や武田信玄、徳川家康など、時の権力者からの信仰が厚く、江戸時代になると庶民の参詣も増えました。「一生に一度は善光寺参り」、「牛にひかれて善光寺参り」の言葉で全国的に知られ、年間約600万人もの参拝者が訪れます。

善光寺詣にかかせないお戒壇めぐりは、本堂床下の真っ暗な回廊を手さぐりでめぐり、ご本尊の下にある極楽の錠前にふれてご本尊とご縁を結ぶというもの。毎朝行われるお朝事の前後に、住職が参拝者の頭を数珠で撫でて功徳を授けるお数珠頂戴もぜひ。(状況により中止になる場合あり、詳細は要問合せ)

Spot.2【戸隠神社】歴史ロマンの古道をたどる

るるぶ&more.編集部

「戸隠神社(とがくしじんじゃ)」は、戸隠山の麓に鎮座する奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社の総称。紀元前210年に創建され、平安期には修験道の霊場となりました。一帯には奥社までの参拝路や修験者の道、新潟県まで続く越後路、戦国武将も行き交った軍用路などがあり、その一部が戸隠古道として整備されています。奥社へ続く杉並木は県の天然記念物で、パワースポットとしても人気です。お守りを受けるなら中社へ。

Spot.3【戸隠高原 鏡池】戸隠連峰の四季を映し出す絶景ビューポイント!

るるぶ&more.編集部

戸隠連山の山並みと周囲の木々が青い湖面に映し出される情景が、神秘的で美しいと話題の人気撮影スポット「戸隠高原 鏡池(とがくしこうげん かがみいけ)」。戸隠連峰が水面に映り込む様子を見るなら早朝がおすすめです。春の新緑や秋の紅葉の時期は特に美しく、四季折々にさまざまな表情を見せてくれます。湖畔の遊歩道は約30分で一周できるので、のんびり散策してみてくださいね。

Spot.4【真田宝物館】真田家伝来の大名道具を展示

るるぶ&more.編集部

松代藩真田家に伝来した大名道具を展示・公開している「真田宝物館(さなだほうもつかん)」。天正3年(1575)の長篠の戦いで亡くなった真田信綱の青江の太刀(重要文化財)、昌幸着用の昇梯子の甲冑などの武具をはじめ、大名家の華麗な生活をしのばせる調度品や服飾、古文書、歴代藩主の書画など、収蔵品は多岐にわたります。

Spot.5【OYAKI FARM BY IROHADO】おやきカルチャーを世界へ発信!

るるぶ&more.編集部

長野自動車道長野ICすぐそばにある「OYAKI FARM BY IROHADO(おやき ふぁーむ ばい いろはどう)」は、2025年に創業100年を迎えたおやきの老舗「いろは堂」の製造工場を併設した店舗です。長野県産木材を使用した建物は、ぬくもりがありながらもスタイリッシュで、とても印象的。この施設の約6割の敷地面積を占める工場部分では年間500万個の製造が可能。国内でも最大級の製造量を誇っています。

施設内には製造工程が見学できる約20mの見学通路もあり、その様子を目の前で見ることができます。また、カフェでは、おやき生地を使用したドーナツ風のホットサンドや、長野県長和町にある「長門牧場」のミルクアイスを使った「おやきアイスサンド」など、ここでしか味わえないおやきを使ったユニークなメニューを提供しています。

具材を包んで、焼き上げるところまで一貫して体験できる

また、施設では“作る”という体験を通じて、おやきの魅力を知ることも。かつて長野県では家庭で日常的に作られていたおやき。時代の変化とともに、その光景は減りつつありますが、地域の文化を持続させていきたいと、この施設の中におやき作りが体験(公式サイト事前予約)できるコーナーを設けました。食べる、買うだけでなく、体験することで、より一層おやきを楽しめますね。

おやき作り体験予約:https://irohado.com/blogs/oyakifarm-news/news_202209_01

Spot.6【道の駅「花の駅 千曲川」】新鮮野菜充実の直売所、カフェ、アクティビティも!

るるぶ&more.編集部

長野県北東部に位置する飯山市は、日本の原風景が残るのどかな里山。そんな飯山市にある道の駅「花の駅 千曲川(みちのえき はなのえきちくまがわ)」は、新鮮な野菜や果物をはじめ、おみやげなどが購入できる直売所や、カフェが集まる複合型の施設です。

直売所コーナーには地元農家でとれた新鮮な野菜や果物がたくさん並びます。特に、春は山菜、初秋にはシャインマスカットなど、旬の野菜や果物がラインアップされる入口手前のワゴンは要チェック!

ソフトクリームの「スノーキャロット」420円

「糖度が高くフルーツのよう」といわれる「スノーキャロット」の味を試したい人は、「Café里わ」でスノーキャロットのソフトクリームをぜひ。雪の下でじっくり熟成されたニンジンの天然の甘みとほどよい酸味が特徴の、ここでしか食べることができないご当地ソフトクリームです。モーニング(8時30分~10時、土・日曜、祝日は7時30分~)、ランチ(11~14時)の時間帯には、それぞれお得なメニューも楽しめます。

そのほか、「ビジターセンター」では、飯山を中心とした観光案内や、四季折々で楽しめるアクティビティを紹介、E-bikeのレンタルなどを行っています。暖かい季節にはE-bikeで市内観光するのもおすすめですよ。

長野のおすすめ観光スポット【松本・上高地・美ケ原エリア】

Spot.1【国宝 松本城】戦国と太平の世の両方を生きた約430年の歴史がここに

るるぶ&more.編集部

現存する五重六階の天守のなかでは日本最古の歴史を誇る「国宝 松本城(こくほう まつもとじょう)」。戦国の薫り残る堅牢強固な造りに、江戸期の辰巳附櫓と月見櫓が複合した、日本で唯一の連結複合式構造がみどころです。1つの城から2つの時代を感じ取れる、珍しい名城なんですよ。日没から22時まではライトアップも行われ、昼とはひと味違う荘厳なお城を見ることができます。

Spot.2【松本市美術館】水玉のアートがお出迎え

るるぶ&more.編集部

珠玉の美術品を展示するコレクション展や企画展のほか、ワークショップやイベントも開催している「松本市美術館(まつもとしびじゅつかん)」。松本出身の世界的前衛芸術家・草間彌生さんの常設展示は必見! 水玉の蝶々や、犬のトコトンなど草間彌生さんの作品が出迎えてくれます。レストランや休憩スペースも併設されているので、ゆっくり見学を楽しんでみてください。

Spot.3【国宝 旧開智学校校舎】文明開化の息吹を伝える

るるぶ&more.編集部

「国宝 旧開智学校校舎(こくほうきゅうかいちがっこうこうしゃ)」は、明治9年(1876)完成の擬洋風建築の代表とされる建物で、2019年に国宝に指定されました。擬洋風建築とは、文明開化を象徴する洋風と和風が混ざり合った建築のこと。外壁に漆喰で石のような模様を施すなど独自の意匠を随所に見ることができます。

Spot.4【上高地】神秘の山々と清らかな水に癒やされる!

上高地バスターミナルから歩いて5分ほどの河童橋

日本を代表する山岳リゾート「上高地(かみこうち)」。長野、新潟、富山、岐阜にまたがる中部山岳国立公園の一部で、長野県松本市の標高1500mのエリアに位置しています。

上高地へは、年間を通じてマイカー規制が行われています。松本市方面からは、車なら沢渡(さわんど)駐車場より、電車なら松本駅から松本電鉄上高地線の新島々(しんしましま)駅より、それぞれシャトルバスかタクシーで「上高地バスターミナル」へ向かいます。

そこから300mほど歩いたところが、上高地のランドマーク・河童橋(かっぱばし)。河童橋から梓川の上流を見れば、明神岳、前穂高岳、奥穂高岳、西穂高岳と、標高3000m級の秀麗な山々がそびえています。下流に目をやると、いかにも活火山らしいゴツゴツとした焼岳(やけだけ)が見え、その迫力に圧倒されますよ。

Spot.5【明神池】透明感あふれる水面と森の緑が、息をのむほどの神々しさ!

荘厳な雰囲気が漂う、霊験あらたかな「明神池」

カラマツの森に囲まれた神秘的な池が、「明神池(みょうじんいけ)」です。穂高神社奥宮の境内にあり、一之池と二之池の大小2つからなる池。梓川の低地に明神岳からの湧水がたまってできた透明感あふれる水面には、澄んだ空と森の緑が美しく映ります。

穂高神社奥宮の御祭神は穂高見命(ほたかみのみこと)で、北アルプスの総鎮守、海運交通の守り神、結びの神として鎮座。毎年10月8日の例大祭には、平安装束に身を包んだ神官らが2槽の御船で明神池を巡る、荘厳な御舟神事(おふねしんじ)が行われることでも有名です。

静寂のなか、そんな神聖な池を前に手を合わせて心静かに参拝すれば、パワーチャージも完了です!

Spot.6【乗鞍高原】ハイキングの聖地! 誰もが気軽に大自然を味わえる場所

「まいめの池」(夏)

乗鞍岳の裾野に広がる「乗鞍高原(のりくらこうげん)」。白樺、ミズナラ、シラビソなどに囲まれた一帯は、初夏からレンゲツツジが咲きみだれる山野草の宝庫です。中心となる一の瀬草原には、池や湿原、白樺林が点在。一の瀬草原から牛留池にかけては、4月下旬~5月中旬にミズバショウが開花。希少な動植物も生息しています。

高原内は「Joyful Walks Norikura」という散策道が整備され、体力に合わせて、善五郎の滝や三本滝、一の瀬草原を巡るコースがあり通年で楽しめます。おすすめは、乗鞍観光センター~善五郎の滝~牛留池~あざみ池(一の瀬草原)~乗鞍観光センターをめぐる「のりくらトレイル」で、所要時間は約3時間です。

長野のおすすめ観光スポット【上田・別所・小諸エリア】

Spot.1【上田城跡公園】徳川軍を撃退した歴戦の名城

©︎上田市観光シティプロモーション課

天正11年(1583)に真田昌幸が築城、徳川の大軍を2度撃退した歴戦の名城として知られる「上田城(うえだじょう)」。関ケ原の合戦後破却された後、上田に移封された仙石忠政によって再建。近世後期には松平氏の居城となりました。巨石「真田石」や、抜け穴があると伝えられる「真田井戸」など、真田氏とゆかりのある史跡も残されています。

現在は「上田城跡公園(うえだじょうせきこうえん)」として整備され、隅櫓(すみやぐら)や石垣などが、往時の面影を伝えています。

Spot.2【海野宿】江戸の暮らしがしのばれる風情ある町並み

るるぶ&more.編集部

重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「海野宿(うんのじゅく)」は、江戸時代に、北国街道の交通・商業の中心として賑わった宿場町です。明治以降には宿場時代に使われていた広い部屋を利用し、養蚕・蚕種業の町となりました。現在でも江戸時代さながらの風景が見られます。当時の建物を利用した「海野宿資料館」では、かつての暮らしがしのばれる、「海野宿」の歴史を見る事ができます。

Spot.3【小諸城址 懐古園】千曲川のほとりの古城跡

重要文化財の三の門のほか、園内各所に遺構が残る

武田信玄の名軍師・山本勘助が縄張りし、豊臣秀吉の時代に城主となった仙石秀久が完成させた「日本100名城」のひとつ、小諸城。全国的にも珍しい穴城で、千曲川や切り立った谷が天然の要塞を形成しています。

大手門や野面積みの石垣が400年前のままの姿で残され、園内に『千曲川旅情の歌』にこの城を登場させた島崎藤村に関する記念館や動物園、遊園地もあります。「日本さくら名所100選」にも選定された桜の名所となっています。

長野のおすすめ観光スポット【蓼科・八ケ岳・諏訪エリア】

Spot.1【諏訪大社上社本宮】全国に1万余社ある諏訪神社の総本社

「諏訪大社上社本宮」

「諏訪大社(すわたいしゃ)」は、全国に1万余の御分社をもつ諏訪神社の総本社。諏訪湖の南に上社前宮・本宮、北に下社春宮・秋宮があり、この2社4宮を「諏訪大社」と称します。

なかでも、貴重な建造物が最も多く残っているのが、中央道諏訪ICの近くにある上社本宮。御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)で、雨風・水の守護神、五穀豊穣を祈り生命の根源を司る神、また武勇の神として崇められています。太刀や古文書など、多くの社宝が収蔵されている宝物殿も要チェックですよ。

Spot.2【富士見高原花の里】色とりどりの花々が咲き乱れる高原リゾート

るるぶ&more.編集部

「富士見高原花の里(ふじみこうげんはなのさと)」は、八ケ岳の裾野1250mに位置する高原リゾート内のゲレンデや白樺の森にある花園。7~9月にかけてヘメロカリスやアジサイ、モナルダ、ヘリアンサスなどの色とりどりの花々が楽しめます。

Spot.3【諏訪湖】湖上のアクティビティも楽しい! 長野県内最大の湖

立石公園からの諏訪湖

諏訪市・下諏訪町・岡谷市にまたがる「諏訪湖(すわこ)」は、面積13.3㎢、周囲15.9kmと、長野県内で最も大きな湖です。上諏訪温泉旅館街前は公園として整備され、足湯やジョギングロードなどが利用可能。また、約30~60分毎に出航する遊覧船でのクルージングや、足こぎボートが楽しめるほか、秋から冬はわかさぎ釣りも楽しめます。厳冬期には、湖が全面結氷して亀裂が入り、裂け目が山のようにせり上がる「御神渡り(おみわたり)」とよばれる現象でも知られています。

Spot.4【霧ケ峰高原】色とりどりの高原植物が咲き誇る!

霧ヶ峰のニッコウキスゲ

「霧ケ峰高原(きりがみねこうげん)」は、車山を主峰に蝶々深山(ちょうちょうみやま)、鷺ケ峰(わしがみね)までの東西約10km、南北約15kmにわたって広がる高原。約800種類もの植物が自生し、6月にはレンゲツツジ、7月にはニッコウキスゲが緑の草原を色とりどりに染め上げる、大自然の絶景が楽しめます。

長野のおすすめ観光スポット【志賀高原・野沢・小布施エリア】

Spot.1【SORA terrace cafe】絶景テラスで雲海に見立てたコーヒーを

るるぶ&more.編集部

世界最大級のロープウェイで向かう標高1770mのエリアに立つ絶景テラス「SORA terrace(そら てらす)」。急斜面に建てられたテラスからは、長野市、小布施町、中野市に飯山市、木島平村などを一望。条件が揃えば眼下に雲海が広がる、幻想的な世界が堪能できます。

「SORA珈琲」

テラス隣接の「SORA terrace cafe(そら てらす かふぇ)」では、クリーミーなスープを雲海に見立てたパイで包んだ「雲海パイ包みスープ」や、雲海の形をしたマシュマロをコーヒーに浮かべた「SORA珈琲」といった、おしゃれなメニューが楽しめます。

Spot.2【北斎館】北斎の世界観と魅力に迫る!

るるぶ&more.編集部

晩年に数回小布施を訪れ、多くの作品を残した浮世絵師・葛飾北斎の作品を展示する「北斎館(ほくさいかん)」。掛軸、版本、画帖、絵巻など、さまざまな肉筆画や版画の展示は見ごたえたっぷりです。
北斎の肉筆画である天井絵「龍」「鳳凰」が描かれた東町祭屋台と、天井絵「男浪」「女浪」が描かれた上町祭屋台の2基は長野県宝に指定されており、4枚の天井絵は多くの北斎作品の中でも傑出した作品として知られています。
また、映像ホールでは、上映作品を通して、終生絵を探求し、描くことを極めようとした北斎の情熱を感じることができます。所要45分ほどです。

※2025年4月12日より料金が改定となります。詳細は公式サイトをご参照下さい。

Spot.3【野沢温泉】湯けむりただよう野沢温泉をお散歩♪

源泉が湧き出る「麻釜」。昔はここで麻をゆでて皮を剥いていたことからその名前がついたそう

聖武天皇の時代(724~749)に高僧・行基が発見したとも伝えられる歴史のある「野沢温泉(のざわおんせん)」。野沢温泉村の中央にある「麻釜(おがま)」では、なんと毎分500ℓもの源泉が湧出。一番熱い源泉は90℃近くまであり、今もなお、村民が野菜や卵をゆでる場所として活用されています。

外湯の中でも有名な「大湯」は撮影スポットとしても人気

村内には「外湯」といって、村の人たちが大切に守り続けてきた共同浴場が13カ所あります。ぜひゆっくりと外湯めぐりを体験してみて。

長野のおすすめ観光スポット【白馬・大町・安曇野エリア】

Spot.1【白馬岩岳マウンテンリゾート】一年中楽しめる! 絶景と多彩なアクティビティを満喫

るるぶ&more.編集部

雄大な山々に囲まれた長野県白馬村にある「白馬岩岳マウンテンリゾート(はくばいわがくまうんてんりぞーと)」は、四季折々の美しい自然の中で、さまざまなアクティビティが楽しめるスポットです。

標高1100mの絶景を目の前に、開放感とスリルを味わえる超大型ブランコ「白馬ジャイアントスウィング(はくばじゃいあんとすうぃんぐ)」は、国内初の巻き上げ式ブランコ。年齢や体力に関係なくスタートから勢いよく漕ぎ出すことができます。地面から10mの高さと前方約6mの振り幅で、非日常の浮遊感を感じながら、白馬村の田園風景に飛び込むような体験は、まるで『アルプスの少女ハイジ』のよう! 大人も子どもも楽しめる、ここでしか得られない体験をぜひ楽しんでみてください。

るるぶ&more.編集部

白馬岩岳のゴンドラに乗って約8分。標高1289mの山頂にたたずむのは絶景テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(はくば まうんてん はーばー)」。テラスからは白馬三山をはじめ、南北に広がる北アルプスの大パノラマを一望できます。春は新緑、夏は高原のさわやかな緑、秋には山頂、中腹、麓で色が異なる北アルプスの三段紅葉、冬は白銀の世界など、季節ごとの美しい表情を観賞することができます。

(左)「信州りんごバターサンド」550円、(中央)「信州いちごクリームサンド」650円、(右)「抹茶とあんこの桜サンド」550円(期間限定)

岩岳の麓、ゴンドラ乗り場周辺のホテル「Square8 HAKUBA RETREAT」内にあるカフェ「LOCARY(ろーかりー)」では、信州産のフルーツやキノコなど、地元食材を使ったサンドイッチが楽しめます。思いっきり遊んだ後は、絶品のサンドイッチとコーヒーでくつろいでみてくださいね。

■白馬ジャイアントスウィング(はくばじゃいあんとすうぃんぐ)
住所:長野県北安曇郡白馬村北城12056「白馬ヒトトキノモリ」内
TEL:0261-72-2474(白馬岩岳マウンテンリゾート)
営業時間:9時30分~16時
定休日:冬季
料金:1回 1000円

■HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(はくば まうんてん はーばー)
住所:長野県北安曇郡白馬村北城12056
TEL:0261-72-2474(白馬岩岳マウンテンリゾート)
営業時間:8時45分~16時30分(季節により変動あり)
定休日:なし

■LOCARY(ろーかりー)
住所:長野県北安曇郡白馬村新田10846 「Square8 HAKUBA RETREAT」内
TEL:0261-85-0854
営業時間:8~16時
定休日:火曜(臨時休業あり)

Spot.2【サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場】工場見学ツアーで知る“未来へ続く水の物語”

木の温もりに包まれた「天然水ハウス」の中は、水の循環を伝える展示も

北アルプスの麓、長野県大町市にある「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場(さんとりーてんねんすい きたあるぷすしなののもりこうじょう)」は、山梨県の南アルプス、熊本県の阿蘇、鳥取県の奥大山に続くサントリー天然水の第4の水源です。

敷地面積約41万㎡という広大な自然を活かした場内には、「サントリー天然水〈北アルプス〉」を生産する工場を中心に、「天然水ハウス」や緑の遊歩道、みずのわ広場、カフェなどが整備され、水の清冽さを伝えるブランド体験型施設として公開されています。

ラベルが貼られていく様子など、想像をはるかに超えるスピード感にびっくり

要予約で参加できる「工場見学ツアー」(見学料無料)では、550mlのペットボトルを1分間に約1000本製造するという、驚きのスピードを実現するハイテクな機械や、ちょっとした水の味やにおいの違いをチェックする水専門の官能検査員といった、天然水の品質管理に携わるプロフェッショナルたちの技術力の高さについて知ることができます。

餓鬼岳が望める展望テラス

工場見学ツアーの締めくくりは、ラベルにも描かれている餓鬼岳(がきだけ)など、北アルプスの大自然を望む「アルプステラス」へ。テラスでは、工場で作られた天然水の試飲ができます。サントリーの水へのこだわりにふれたあとで飲む天然水の味は格別ですよ。

Spot.3【大王わさび農場】名水百選に輝く豊富な湧水を利用

黒澤明監督の映画『夢』のロケ地としても知られる、「大王わさび農場」の水車小屋

「大王わさび農場(だいおうわさびのうじょう)」は、ここだけで1日約12万tもの水が湧き出る湧水スポット。自由に入園できる広大なわさび田の先には親水広場があり、手や足をつけて湧き水の冷たさを体感することができます。広場の池をのぞけば、透き通った水中にニジマスやカジカの姿も。

4月下旬~11月上旬には、豊富な湧水をたたえた蓼川(たでがわ)でクリアボート体験も楽しめます。川底まで見えるほど透明度の高い川を進む、15分ほどのクルージング。澄んだ空気とまばゆい緑の中、爽快な水遊びを満喫しましょう。

Spot.4【小川の庄 おやき村】信州の郷土食・おやき作りを体験!

村内各所から北アルプスを望む小川村にある「小川の庄 おやき村」。赤いポストも現役です

小麦粉を水で溶いて練った生地に、野菜やあんこを包んで焼いた信州の郷土料理「おやき」。今では「蒸し」「焼き蒸し」「揚げ焼き」などさまざまな製法がありますが、おやきの発祥といわれる長野市西側に広がる西山地域では、かつて各家庭にあった囲炉裏で焼いて作るものが主流でした。「小川の庄 おやき村(おがわのしょう おやきむら)」は、そんな昔ながらの素朴なおやきが味わえるスポット。

大きなほうろく鍋は、38年前の創業当時から使っているものだとか

「小川の庄 おやき村」には、食堂やお土産売り場のほかに、竪穴式住居を模した「囲炉裏の館」があります。縄文時代に思いをはせて作られた空間で、おやき作り体験が楽しめるんです。おやき村で長年おやき作りに携わっている地域のお母さんが教えてくれるので、初めてでも安心。

できたて、焼きたてを味わってみると、生地がパリッと歯切れよく、小麦粉のうま味が口の中に広がっていきます。具材であるうま味満載の野沢菜や、あんこの素朴な甘さが、薄皮の生地と調和して本当においしい! 焼きたての香ばしいおやきを頬張れるのは、おやき作り体験の特権といえそうです。

■小川の庄 おやき村(おがわのしょう おやきむら)
住所:長野県小川村高府6937
TEL:026-269-3767
営業時間:9~17時(食堂は~14時30分LO、囲炉裏は10~15時ごろ)
定休日:月曜、1~3月は月・火曜(祝日の場合は翌日休み)

長野のおすすめ観光スポット【軽井沢・佐久・小海線沿線エリア】

Spot.1【軽井沢 プリンスショッピングプラザ】豊かな自然が美しい!リゾート型ショッピングモール

約26万㎡という広大な敷地に、木々や池が配置されゆったりとした造りの高原リゾート

軽井沢の王道のショッピングスポットといえば、「軽井沢 プリンスショッピングプラザ(かるいざわ ぷりんすしょっぴんぐぷらざ)」。JR軽井沢駅南口の正面に位置するガーデンモール、センターモール、ツリーモール、フードコート、軽井沢味の街、そして、東側にイーストとニューイースト、西側にウエストとニューウエスト、スーベニアコートと、10のエリアからなる、国内最大級のリゾート型ショッピングモールです。

るるぶ&more.編集部

豊かな自然が美しい敷地に、アウトレット店舗と飲食店舗合わせて約240店舗が揃い、いつも大勢の買物客で賑わっています。

Spot.2【旧軽銀座(旧軽井沢銀座通り)】軽井沢の名物グルメ店がずらり!

脇道にも店があり、軽井沢で一番の賑わい

「旧軽井沢銀座通り(きゅうかるいざわぎんざどおり)」は、旧軽ロータリーからつるや旅館までをつなぐ、軽井沢を代表するショッピングストリート。約800mの通りには、ジョン・レノンも足繁く通ったベーカリーや、別荘族御用達のジャム店やベーカリー、気軽に立ち寄れるテイクアウトグルメ店など、明治創業の老舗からニューオープンの店まで、約200店舗が軒を連ねています。ぜひ軽井沢の名物グルメをのんびり楽しんでみて。

Spot.3【軽井沢レイクガーデン】絵画のような景色が広がる湖畔のローズガーデン

るるぶ&more.編集部

南軽井沢に位置する「軽井沢レイクガーデン(かるいざわれいくがーでん)」は、湖を中心に8つのエリアからなる広大なナチュラルガーデンです。イングリッシュローズ、フレンチローズを中心に植栽されたバラは、なんと約400種類。6月中旬~7月上旬の「ローズシーズン」は、色とりどりに咲き誇るバラが庭園の主役に。うっとりするような華やかな香りが漂います。

るるぶ&more.編集部

「フレグランスローズパス」は、その名の通り、優雅なバラの香りが楽しめる小道。華やかで甘いオールドローズ(ダマスク)の香り、さわやかなフルーツのような香りなど、香りのタイプ別に4つにエリア分けされているのがユニークです。

散策を楽しんだあとは、バラがモチーフの雑貨やお菓子、香りのアイテム、ガーデナーが厳選した本格ガーデングッズなどが並ぶショップや、カフェのある英国のマナーハウスで、ショッピングやお茶が楽しめます。

春~秋、それぞれに豊かな表情を見せてくれる湖畔の庭園。その日の開花状況は、軽井沢レイクガーデンの公式サイトで確認してみてくださいね。

Spot.4【白糸の滝】マイナスイオンたっぷり! 神秘的な水のカーテン

滝から放たれるマイナスイオンを全身に浴びてリフレッシュ

自然あふれる軽井沢で、特に癒やされると話題の人気スポット「白糸の滝(しらいとのたき)」は、旧軽井沢から群馬に抜ける「白糸ハイランドウェイ」沿いにあります。高さ3m、幅70mほどの半円形に湾曲した岩肌から、幾筋もの絹糸のような清流が落下する様子は、まさに水のカーテンのよう。

るるぶ&more.編集部

夏と冬の夜には、ライトアップイベントも期間限定で開催され、日中とはまた違ったミステリアスな滝を見ることができます。美しい水のアートに癒やされること間違いなしです。

Spot.5【セゾン現代美術館】屋外アート作品を鑑賞しながら散策しよう

るるぶ&more.編集部

「セゾン現代美術館(せぞんげんだいびじゅつかん)」は、アンディ・ウォーホルやワシリー・カンディンスキーほか、現代アートの名だたる作家作品をコレクション。約800点に及ぶ作品はもちろん、さまざまな企画展示を鑑賞することができます。

さらにこの美術館の大きな特徴は、緑の中の美術館というコンセプトのもと、広々とした庭園にアート作品が展示されていること。点在する彫刻作品をめぐって庭園を散策すると、アート鑑賞と森林浴どちらも満喫できるようになっています。(庭園は、美術館もしくはカフェをご利用の方のみ入園可)

※改修工事のため2026年4月(予定)まで休館中

長野のおすすめ観光スポット【伊那路エリア】

Spot.1【千畳敷カール】四季折々の風景に出合える絶景スポット

るるぶ&more.編集部

約2万年前、氷河のゆったりとした流れに浸食され形成された半円形の窪地で平に広がった地形を、たたみ千畳の広さと形容したことから命名された「千畳敷カール(せんじょうじきかーる)」。標高2612mの千畳敷へは、麓のしらび平からロープウェイで約8分。遊歩道があり、絶景を見ながら1周50分ほどのハイキングが楽しめます。夏には高山植物、秋にはナナカマドなどの鮮やかな紅葉と、四季折々の風景に出合えますよ。

Spot.2【高遠城址公園】城跡をピンクに染める「天下第一の桜」

(一社)伊那市観光協会

武田信玄の命により「高遠城(たかとおじょう)」が改築されたのは、天文16年(1547)のこと。武田流の戦略を考え合わせ、進歩した築城技術で築かれた名城でした。明治維新後、廃藩置県が行われると民間に払い下げられ、城は撤去。明治8年(1875)頃から桜が植え始められ、その後次第に拡張して現在の公園となりました。

5万4000㎡の敷地内には、約1500本のタカトオコヒガンザクラが植えられ、4月上~中旬の満開の時期を迎えると「天下第一の桜」と称された桜をひと目見ようと、遠方からも多くの観光客が訪れます。

Spot.3【名勝 天龍峡】大自然がつくり出す壮大な景観

るるぶ&more.編集部

暴れ川、天竜川が切り開いた絶壁が続く峡谷で、国の名勝に指定されている「名勝 天龍峡(めいしょう てんりゅうきょう)」。花崗岩の岸壁にはアカマツやモミジが自生し、春の桜やツツジ、新緑、秋の紅葉は見事です。

Spot.4【天空の楽園ヘブンスそのはらナイトツアー】山頂で楽しむ“日本一の星空”観覧

るるぶ&more.編集部

「富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら」で開催される星空観覧ツアー。全長2500m、高低差600m、所要時間約15分のロープウェイで、標高1400m地点まで星空遊覧が楽しめます。天候がよければ、手が届きそうな無数の星を眺めることができますよ。

ツアーは日時指定の事前予約制で、利用日の2週間前の午前10時よりオンラインチケットが販売開始となります。

※ツアーは事前予約制で、日時、イベント内容によって料金が異なります。事前に公式サイトをご確認のうえ、おでかけください。

長野のおすすめ観光スポット【木曽路エリア】

Spot.1【妻籠宿】江戸時代の姿を残す宿場町

るるぶ&more.編集部

西に伊勢山、東に南木曽岳と、緑深い遠景に囲まれて、南北に延びる「妻籠(つまご)」の旧街道。緩やかに上下する道筋を歩けば、どこか懐かしい木造家屋たちが時の旅路へと誘ってくれます。

伝統建築家屋は奥行きが深く、出梁造りの2階建てになっているのが特徴。江戸時代の旅籠や民家だった建物は、和カフェやみやげ物店、展示施設などになってその姿を今に残しています。武士や公家が宿泊や休憩に利用した本陣は、1995年に江戸時代後期の間取図をもとに復元した建物。また、2001年に重要文化財に指定された脇本陣奥谷は、桧をふんだんに使い城郭を模して建てられたものです。こちらもぜひ見学してみてください。

Spot.2【寝覚の床】日本五大名峡に数えられる景勝地

美術公園までは歩きやすい遊歩道も整備されている

「寝覚の床(ねざめのとこ)」は、花崗岩の岩盤を、木曽川の急流が浸食してできた奇岩が約1.5kmにわたって続く景勝地(名勝)。古くから木曽路を行く旅人たちが必ず足を止め、眺めたといわれています。龍宮城から戻った浦島太郎がここで玉手箱を開けたところ、たちまち300歳の老翁になり、夢から覚めたという伝説からその名が付きました。床岩の上には浦島太郎を祭る浦島堂が立っています。

それぞれの奇岩は、形になぞらえ屏風(びょうぶ)岩、烏帽子(えぼし)岩、象岩、獅子岩などとよばれています。秋にはエメラルドグリーンの木曽川と紅葉の色のコントラストが訪れた人の目を楽しませてくれます。(臨川寺より入場の場合、拝観料が必要)

Spot.3【奈良井宿】歴史ある街並みが続く宿場町

るるぶ&more.編集部

「奈良井宿(ならいじゅく)」は、木曽路の難所、鳥居峠を越える旅人が足を休めた宿場町。奈良井千軒とよばれ、木曽路十一宿の宿場の中でも一番の賑わいをみせました。度重なる火災に見舞われましたが、江戸時代(天保年間以降)の建造物が多く残り、町並み全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

かつて漆櫛の問屋を営んでいた中村邸は国の重要文化財に指定。奈良井駅から南へ、千本格子の町並みが1kmほど続き、旅人が喉を潤した水場も随所に残っています。


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●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。


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