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キャシー・ベイツ、45キロの減量に成功 きっかけは撮影中の“ある恥ずかしい体験”

  • 2025.3.25

アカデミー賞受賞女優キャシー・ベイツ(76)は、2017年に2型糖尿病と診断されたことを機に健康管理に本格的に取り組むようになった。しかし、彼女の減量の旅が本格的に始まったのは、その6年前の“恥ずかしい出来事”がきっかけであった。

当時、ベイツはNBCのリーガル・コメディドラマ『ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所』で主人公の皮肉屋な弁護士ハリエット・“ハリー”・コーンを演じていた。撮影中、彼女は常にテイクの合間に座らなければならないほど体重が重く、それが「本当にひどかった」と語る。

「自分自身にあんな思いをさせたことが恥ずかしい」と、ベイツはPeople誌に打ち明けた。

その後、彼女は身長160cm(5フィート3インチ)の体に80ポンド(約36kg)を落とすことに成功。さらに、現在話題のダイエット薬「オゼンピック(Ozempic)」の使用で20ポンド(約9kg)を追加で減量。合計100ポンド(約45kg)を落とした。これにより、「仕事がずっと楽になった」と述べている。

「今は本当に健康になった。動けるし、呼吸できるし、楽しめる。体が痛くない」とベイツは語る。日常的にトレッドミルで運動しており、「年相応に疲れることもあるが、それは若者でも同じ。私の年齢でこのような経験ができるなんて思ってもみなかった」と喜びをにじませた。

また、ベイツはこれまで卵巣がんと乳がんを克服しており、体重減少によってリンパ浮腫(リンパのむくみ)も改善され、腕の圧迫スリーブをつける必要がなくなったという。

一方で、オゼンピックのようなセマグルチド系薬剤は、近年多くの著名人が使用を公言している一方で、長期的な副作用(膵炎など)の懸念も残る。ケリー・クラークソン、ウーピー・ゴールドバーグ、オプラ・ウィンフリー、イーロン・マスクなどが使用を認めている一方で、使用について語らない有名人も多い。

肥満専門医アンドリュー・クラフトソン医師によると、多くの使用者は治療開始から約18ヶ月で体重減少が停滞するという。

「体重の15%を減らせる可能性があると伝えたとしても、実際に減った後に満足するとは限らない。本当に求めているのは何なのか、自問する必要がある」と語る。

1990年に映画『ミザリー』で狂気の看護師アニー・ウィルクスを演じて一躍有名になったキャシー・ベイツ。現在は、CBSのリーガルドラマ『マトロック』で、オピオイド危機と戦う弁護士マデリン・“マトロック”・キングストン役を務め、製作総指揮も担っている。番組は4月3日から再開予定で、すでにシーズン2の制作も決定している。

また、ジョン・マルコヴィッチやアナソフィア・ロブと共演する映画『ザ・ルーマ』にも出演予定であるが、公開日はまだ未定だ。

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