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グルマン温故知新:神楽坂〈焼き福3階〉肉厚で食べ応え満点。フグでお腹いっぱいに!

  • 2025.3.26

焼き福3階(神楽坂)

肉厚で食べ応え満点。フグでお腹いっぱいに!

大阪に創業、四十余年の歴史があるトラフグ料理専門店〈玄品〉の新業態店。〈ホルモン酒場 焼酎家「わ」〉〈肉山〉を手がけるヒットメーカーの光山英明さんがプロデュースしたとあってフグの新しい魅力が満載だ。

これまでの概念にとらわれず、カットの仕方や料理内容も一から見直し。食べ応えを追求した内容に。コースは湯引きの付き出しに始まり、刺し身はてっさとぶつ刺しを2種盛りで。唐揚げも異なる部位が食べ比べでき、かぶりつけるほどのサイズ感だ。

左上の真ん中に骨がついたあら身、中央の骨のない上身、左下の皮のとおとうみの3種。熟成技術を用いたトラフグは大ぶりのカットで。部位の食べ比べはもちろん、3種類の薬味で味変し好みの食べ方で楽しみたい。光山さんをはじめ関係者が「焼きが、いいよね」と実現。料理はすべて12,000円のコースから。
筋肉質なあら身と皮のとおとうみの2種類。定番の料理にしてどちらも身は大ぶりで、食べ応え満点。しっかりと味がついており「骨までしゃぶりつきたくなる魚」というだけに、手で持って豪快にかぶりつきたい。
鍋なら締めは雑炊といくところ、にゅうめんを提供。蒸したくちばし部分とネギ、シイタケ、ハクサイなど野菜をふんだんに加え、フグのだしで味わう。旨味たっぷりで、満腹感と満足感をさらに押し上げる。

主役の焼きふぐも斜めにそぎ切りした身は大ぶりで分厚く、見た目からして圧倒される。皮のとおとうみはあえてぬめりを残すことで、ホルモンのような食感を楽しませる。鍋ならポン酢が一般的だが、加えて塩ニンニク、もみじおろし、韓国の青唐辛子のプルコッチが添えられているのもポイントが高い。

これほどのコースを存分に堪能し、飲み放題付きで大阪価格の12,000円。食い倒れも本望。

試行錯誤し〈玄品〉とは違った調理法を駆使する副店長の田中春輝さん。
仕切りのあるテーブル席のほか、個室も2室ある。

Information

焼き福3階

〈やきふぐさんかい〉
住所:東京都新宿区神楽坂5-35 玄品 神楽坂店内3F
TEL:080-7214-7142
営:11時30分~14時LO、16時~21時LO(土・日・祝11時30分~21時LO)
休:無休

JR飯田橋駅西口、東京メトロ飯田橋駅B3出口から徒歩5分。2024年10月16日オープン。ランチは前日までの予約制。焼きふぐコース12,000円は全5品。付き出し、お刺身2種盛り、唐揚げ、焼きふぐ、ふぐにゅうめんに飲み放題付き(2時間制)。追加注文で焼きふぐ950円~、唐揚げ4貫1,800円、焼き白子2,500円等の単品もあり。ドリンクは飲み放題。テーブル4名10卓(個室2室)。

*営業形態、営業時間等は変更になることがあります。

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