長男を出産したあとの入院期間、私は初めての育児でうまくいかないことも多く、心も体もクタクタな状態でした。そんななかで毎日義母が面会に訪れ、最初は歓迎していたのですが、私は日に日に対応に疲れてしまうように。そこで私は夫に相談したのですが、夫からはまさかの言葉が返ってきたのです。
産後の大変さを理解していない夫
義母が面会に来るとき、事前の連絡は一切なく、いつも何時に来るかわかりませんでした。そのため長男の寝かしつけや授乳中に来てしまうことも多く、そのたびに急いで終わらせるなど、対応することに私も疲弊してしまったのです。
私は夫にこのことを電話で伝え、義母が面会に来る回数を減らしてほしいと相談しました。すると夫は 「(自分の)母親が悪いと言うのか!?」 と反論してきたのです! 私はもちろん夫は受け入れてくれるだろうと思っていたので、その返答に驚きました。
夫は、私の言い分はただの言いわけで、個人的に義母の相手をしたくないとわがままを言っていると勘違いしたのです。私は授乳や寝かしつけがうまくいかず、時間がかかるため面会に時間を割けないことなど、育児の大変さを夫に熱弁しました。
すると夫も渋々納得し、夫から義母に伝えてもらうことに。それから退院まで残りの3日間は義母が面会に来ることなく、自分のペースで育児しながら過ごせました。そしてそれ以降、義母は長男に会いたいときには事前に連絡をくれるようになったのでした。
当時、私は夫がどうして理解してくれないのか、とても不満で腹が立ちました。しかし今になって考えてみると、夫は私の出産後の体調不良や新生児の育児の大変さをわかっていなかったのだと思います。出産前に、夫へ産後の大変さをしっかりと説明して、入院中どのように過ごしたいか伝えておくことが必要だったのだと痛感しました。
著者:水沢雫/女性・主婦。2016年生まれの男の子と2020年生まれの女の子の2児の母で、夜勤ありの夫と4人暮らし。アパレル販売員の経験があり、ファッションやショッピングが趣味。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
ベビーカレンダー編集部