プライベートでも仲良しな綱啓永さんと樋口幸平さんがsweet webに降臨！現在公開中の映画『ネムルバカ』で念願の共演を果たしたお2人の撮影中のエピソードやお互いの印象について語ってもらいました♡ お2人の仲良しトークをご覧あれ。
ー映画『ネムルバカ』の見どころは？
綱：2人の大学生の女のコの日常のお話しで、誰もが抱えたことのある悩みや葛藤を描いていて共感できるポイントがたくさんあるだろうなと思います。平祐奈さん演じる鯨井ルカの音楽映画にもなっていてそこが1番と言っても過言ではないくらいの見どころだと思います。
樋口：この作品は見てくれた方の何かきっかけになりうる作品だなと思っています。さっき綱くんが言っていた、平さんの“鯨井ルカ”が音楽でみんなを引っ張っていく瞬間が堪らないですよね。そしてそのきっかけになった出来事に苦しんだ“ルカ”と（久保史緒里演じる）“入巣”の葛藤も見られると思います。
ー実際に完成した映画を観たときはどういう感情でしたか？
綱：僕はずっと笑ってました（笑）。最初タブレットで見た後に試写で映画館で見させていただいたんですけど、全然別物でした。笑いがある中で最後は音楽で締めて感動もある構成が映画館じゃないと味わえないなと思いました。いつかサブスクで観られるしじゃなく、大画面で見ていただきたい作品です。
樋口：僕は観る前に関係者の方が口をそろえて「傑作だ」と言ってくださって、ドキドキしながら観たら本当に面白いなって思いました。主演の2人の明るい空気感と面白い感じ、僕と綱くんのいつもの感じもでているので、そこも伝わったら嬉しいなと思います。僕はとにかく（綱演じる）田口の“チキン”の言い方がすごい好きなんです。入巣とルカとのシーンなんですけど、入巣が田口を呼んだのに入巣が好きな食べ物は買ってこず、ルカの好きな食べ物を買ってくるという（笑）。2人対等に接することができない田口が人間ぽくてすごい好きでした。
ー綱さん演じる“田口”はどういった役どころですか？
綱：最初は入巣が好きなところから始まり、ルカ先輩に心変わりをするという役どころなんですけど、ある意味素直なやつです。良く言うとめっちゃ素直で、悪く言うとブレブレのやつです（笑）。監督とも始まる前に芯がない感じにしたいとお話を頂いたので、演じる上で意識していました。
ーでは樋口さん演じる“伊藤”はどういった役どころですか？
樋口：伊藤を演じる上で監督と話した時に、劇中に出てくるキャラクターがとにかく個性的な人ばっかりなんですけど、伊藤はその中でもこいつなんか変わってんなって思われるキャラクターにしたいと言われました。きっと普通の世界にいたら浮いちゃうタイプの人間なんですけど、その浮いている部分がすごい良かったりもするのかなって思っていて……どういう人ですか？って聞かれて答えられないのが伊藤かなと思います。
ーお2人から見たこのキャラクター魅力的だなと思う方は誰ですか？
綱：入巣かな？僕学生時代に特に夢がなかったんです。だけどこの世界に入ってやりたいことが明確に見えてきた人生なので、入巣に共感できたし悩みを持つ部分なども魅力を感じました。
樋口：僕はこの業界に入る前にサッカーをやっていて、やりたいことをできていた人生だったんです。今も役者としてやりたいことをできているし、楽しい時間を過ごせているので同じようにやりたいことをしているルカはすごく魅力に感じました。
ー綱さんと樋口さんはプライベートでも仲良しとお伺いしましたが、自分から見た相手ってどんな方ですか？
綱：どんな人……。すごい魅力的な男性です。
樋口：今日この後告白される？（笑）
綱：（笑）。とにかくかっこいいし、スタイルもいいし、外見はもちろんなんですけど彼のいいところは中身。面白くて真っ直ぐ、芯が通ってて友達を大事にするところ。出会う前から正に僕が求めていた人です。
樋口：僕から見た彼は素直。そしてとにかく相性がいいなって。人からめちゃくちゃ好かれるし、人を応援させる力がある人。多分みんなが欲しい才能だと思うんです。それって願っても入る能力ではないし、憧れや尊敬も持っています。だからこんなに仲が良いんだろうなと思っています。
ーこんなに仲が良くなったきっかけは何でしたか？
綱：でも最初からこんな感じだったよね？
樋口：そうだね。4,5年前が初めてでそこから今までの時間の深さもあるけど、多分俺の人生で求めていた人だったんだよ（笑）。
綱：（笑）。今気づいたのは4,5年前ってお互いお仕事がほとんどなかったんです。その時代からお互いを知っているから、お仕事が決まるとお互いおめでとう！って思えますね。
樋口：本当にそう。お互いのファンミーティングに出させてもらったり、ファンの皆さんが綱くんを応援している姿を間近で見ることができていたのでより仲が深まったかもしれないね。
ーまさに親友とも呼び合えるお2人が今回役としても親友役を演じると聞いた時はいかがでしたか？
綱：すっごい嬉しかったです。
樋口：お互い同じ映画には出演しているけどシーンが被らなかったりすることが多かったので、いつかやれたらいいねとは話していたんです。そんなときにお話を頂いたので感慨深かったです。
ー今後また共演をするとなった際はどんな役どころを演じたいですか？
綱：ダブル主演でバディ役をやりたいですね。
樋口：うわ、やりたいな。刑事？
綱：刑事とか探偵とかも面白いね。
樋口：でも1人の女のコを取り合う恋敵もいいよね。
綱：俺が実って、樋口が振られるやつね（笑）？
樋口：それはきっとそうなる（笑）。
綱：5年以内にやります！ 2人の転機となるタイミングで出られたら嬉しいな。
樋口：皆さん、お願いします！（笑）
綱：衣装は全てスタイリスト私物、樋口：ジャケット¥154,000、中に着たシャツ¥19,800、パンツ¥71,500、靴¥99,000（全てPaul Smith）、その他は全てスタイリスト私物
photo : KAEDE HARA
styling : GO MIYAKE for KEITO TSUNA、RYO SUGIYAMA for KOHEI HIGUCHI
hair & make-up : YUDAI MAKINO[vierge] for KEITO TSUNA、KEN YOSHIMURA for KOHEI HIGUCHI
edit & text : KAREN MIYAZAKI[sweet web]
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