“中学生同士による殺し合い”という衝撃的なストーリーや、公開当時である2000年の社会状況から国会でも議論がなされ、社会現象となった映画『バトル・ロワイアル』が、2025年4月4日(金)よりリバイバル上映することが決定した。
本記事では、映画『バトル・ロワイアル』のあらすじ&キャスト情報、見どころをまとめてご紹介します。
『バトル・ロワイアル』(2000)あらすじ
時は新世紀。自信を失くし子供を恐れた大人たちは、ある法案を施行する。それは、全国の中学校から無作為に1クラスを選び、最後のひとりになるまで殺しあいをさせるというものだった。今回対象となる岩城学園中学3年B組は、修学旅行中に無人島に拉致され……。
『バトル・ロワイアル』キャスト情報
七原秋也/藤原竜也
母親は家出、父親も中学校の入学式の日に自殺し、現在は孤児院で暮らしている。ずっと同室である国信慶時は親友。
中川典子/前田亜季
3年B組の一部の女子からいじめられている。七原秋也に心を寄せている、優しい性格の女生徒。
その他キャスト
川田章吾/山本太郎
以前のBR法での優勝者。再び拉致され、今回のゲームに参加させられる。
千草貴子/栗山千明
陸上部のエース。クラスメイトの杉村弘樹とは幼馴染。
三村信史/塚本高史
叔父から教わった知識から、クラスメイトの飯島・瀬戸と協力し、島からの脱出を試みる。
杉村弘樹/高岡蒼佑
千草貴子の幼馴染で、彼女の練習にも自転車に乗り付き合っている。
相馬光子/柴咲コウ
クラスの中でもトップクラスの美女。ゲームが始まると、クラスメイトを次々と手に掛けていく。
桐山和雄/安藤政信
自ら志願して今回のBR法に参加した、謎の転校生。
国信慶時/小谷幸弘
不登校の生徒。七原秋也とは同じ孤児院のルームメイトで親友。中川典子に好意を抱いている。1年生の頃、担任のキタノを刺した。
キタノ/北野武
B組の1年生の時の担任。現在の担任の反対を押し切り、3年B組をBR法に参加させることにした。
スタッフ
◼︎監督:深作欣二
◼︎脚本:深作健太
◼︎原作:高見広春「バトル・ロワイアル」(太田出版 刊~幻冬舎文庫 収録)
◼︎主題歌/挿入歌:Dragon Ash「静かな日々の階段を」
『バトル・ロワイアル』見どころは?
原作は高見広春による同名小説。新たに制定された法案「BR法」により、中学生同士に殺し合いをさせるという暴力的な内容から、R-15指定にレイティングされながらも、興行収入31.1億円を記録し、2001年度の邦画興行収入ランキング3位となった。また第43回ブルーリボン賞では作品賞と、藤原竜也が新人賞を受賞した。そんな本作は、“殺し合い”というバイオレンスな内容で、残虐な描写とは裏腹に、3年B組の生徒のそれぞれの思いや葛藤が描かれており、青春映画としての側面も持ち合わせている。無人島に閉じ込められた彼らが何を思い、どう行動していくのか、この機会に是非見届けてほしい。
監督は、『仁義なき戦い』(73)や『蒲田行進曲』(82)などを手掛ける深作欣二。脚本を、監督を務めた深作欣二の息子である深作健太が務める。
キャスト陣は、『DEATH NOTE デスノート』(06)などの藤原竜也が3年B組の男子生徒・七原秋也、『リンダ リンダ リンダ』(05)などの前田亜季がヒロインの中川典子を演じる。また、B組が1年時の担任で、今回のBR法を指揮するキタノを「アウトレイジ」シリーズの北野武が演じる。その他、山本太郎、栗山千明、塚本高史、高岡蒼佑、柴咲コウ、安藤政信ら豪華俳優陣が共演を果たす。
日本を代表する「デスゲーム」ジャンルの金字塔、映画『バトル・ロワイアル』は、2025年4月4日(金)より期間限定上映。是非、この機会にチェックしてみては?
『バトル・ロワイアル』作品情報
◼︎上映日:2025年4月4日(金)より2週間限定上映
◼︎配給協力:東映
◼︎配給:Filmarks
リバイバル上映の詳細はコチラ!
※2025年3月10日時点の情報です。
※最新の配信状況は、各動画配信事業者の公式サイトにてご確認ください。