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ついにきた!映画『ウィキッド ふたりの魔女』が公開「歌唱シーンもストーリーも最高!」

  • 2025.3.26

ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ〜。

よしひろまさみち
オトナミューズのカルチャーページ編集担当&映画ライター。おバカなコメディからおマジメ社会派まで幅広くカバー。ほんとにおもろいもんしか紹介しません。

よしひろさん、「きのう何観た?」 『ウィキッド ふたりの魔女』

監督:ジョン・M・チュウ/出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ボーウェン・ヤン、ジェフ・ゴールドブラム、ミシェル・ヨー ほか/配給:東宝東和/公開:現在、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー © Universal Studios. All Rights Reserved.

story

魔法の国オズにあるシズ大学。緑色の肌のせいで周囲から疎まれるエルファバ(C・エリヴォ)と野心家で人気者のグリンダ(A・グランデ)。ルームメイトになった当初は反発しあうが、じょじょに友情を深め、やがてかけがえのない存在になっていく。

★ミュージカルファンの方へ★

きたきた。ついにきた。『ウィキッド ふたりの魔女』。昨年末の全世界的大ヒットから始まり、2月には監督とアリアナ・グランデ&シンシア・エリヴォが来日、アカデミー賞授賞式オープニングで2人が圧巻のパフォーマンスを披露。日本の公開までどんだけ気分盛り上げてくれんのよ〜! と、好きだったもんとしてはワクワクが止まなかったわけです。なのでおかわり。『オズの魔法使い』の前日譚で、ブロードウェイで大ヒットしたミュージカルを映画化。日本では劇団四季が上演したバージョンで知られる名演目でございます。
なんせ素晴らしいのはストーリーにぴったりの楽曲群とその歌唱シーン。この演目を知らない人でも確実に沼落ち。オーラスの「Defying Gravity」なんて応援上映あったら大合唱したいもの。そしてストーリーも最高。緑の肌で生まれたばかりに差別にあってきたエルファバが、ウザ可愛いお嬢グリンダとの出会いをきっかけに自分らしく生きることに目覚めていくのね。あれ、これって……“アナ雪”的な? そーです。『アナと雪の女王』が公開されたとき、じつは『ウィキッド』との類似点を指摘されたこともあったほど。しかも、舞台版『ウィキッド』初演でエルファバを演じたのは、“アナ雪”のエルサの声を担当したイディナ・メンデスだったもんでね。いや、そんな類似点はさておき、マジで気分爆上げのミュージカルなんですよ(舞台版よりもオケのアレンジ豪華だし)。
160分ある……というあたしも含めた頻尿組には不安を感じますが、のめり込んだらあっという間。あ、ちなみにこの作品、二幕ある舞台版の第一幕なので、結末は今年11月に全米公開予定の続編になります。日本の公開日もはよ決めて〜!

シンシアとアリアナ、めちゃ仲良し

うざ可愛いんですよ、グリンダ

学校のシーン、めちゃ歌い踊りたくなるわよ!

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