3月22日、23日の2日間にわたって行われた世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2025」内にて、映画『小林さんちのメイドラゴン』&テレビアニメ『CITY THE ANIMATION』スペシャルステージが開催。『小林さんちのメイドラゴン』より長縄まりあ、田村睦心、桑原由気、『CITY THE ANIMATION』より小松未可子、豊崎愛生が登壇し、それぞれの作品の魅力を語った。
【写真】長縄まりあ、小松未可子ら豪華声優陣が『メイドラゴン』&『CITY』ステージに集結!
映画『聲の形』『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を手掛ける京都アニメーションが贈る両作。映画『小林さんちのメイドラゴン』の原作は、クール教信者による同名マンガ(「漫画アクション」(双葉社)連載中)。ひょんなことから小林さんちのメイドとして働くことになったドラゴンの少女トールと人間たちの異種間コミュニケーション・ハートフルホームコメディーだ。テレビアニメに続く物語が展開する映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』では、原作より、話題の大人気エピソードが壮大なスケールで生まれ変わる。
『CITY THE ANIMATION』は、2016年から2021年にかけて「モーニング」(講談社)で連載された、あらゐけいいち氏によるガールズ・ラン・コメディ。普通の“CITY”に住むちょっと普通じゃない人々の生活を、一文無しの大学生・南雲やにーくら、わこなど多彩なキャラクターたちを通して描く。
「どらごんは~!」というお馴染みの挨拶で観客とコールアンドレスポンスをする『メイドラゴン』チームの一方、まだ放送されていないため、恒例の挨拶が決まっていない『CITY THE ANIMATION』チーム。しかし、小松&豊崎共に「まだ知らないと思うけど、“こにゃにゃちは”~!」と印象的な挨拶をして、さっそく作品の要素を匂わせる。
さらに『メイドラゴン』側にはトールの人形、『CITY THE ANIMATION』側にはネズミのような謎のキャラクターの置物が飾られており、豊崎は「気になる方は原作を読んでみてください!」と呼びかけた。
ここからは、2作品の紹介へ。『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』はカンナがメインとなる物語となっており、カンナ役の長縄は「この映画でカンナの心の成長を感じました。ぜひ映画館に足を運んで、成長を見守っていただきたい」と集まった観客にアピールした。
そんな『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』より新情報として、第2弾キービジュアルが解禁。これまでのテレビシリーズ以上の壮大な物語となることを予感させるビジュアルとなっており、さらにそこには、今作で初登場する新キャラクターの姿も。カンナの本当の父親でドラゴンの軍勢を束ねる長・キムンカムイ役を立木文彦、キムンカムイの軍勢の軍師を務める謎の魔法使い・アーザード役を島崎信長が演じることも発表となった。そしてテレビシリーズに引き続き、fhánaがオープニングを担当。楽曲名は「涙のパレード」に決定した。
『CITY THE ANIMATION』からも、新情報が続々。PV第1弾が初公開となり、その中に登場した「安達太良(あだたら)一家」のキャストが解禁。博士&父役に子安武人、母役に浅野まゆみ、達太役にKENN、良太役に猪股慧士、かもめ役に林鼓子、うみ役に福嶋晴菜、そら役に天麻ゆうきが起用され、公式サイトではコメントも公開された。
なお、その公式サイトには豊崎いわく「押したくなるボタン」が設置されているそう。「押したらどうなるんですか?」と田村が恐る恐る聞くと、「南雲が大変なことになる」とのこと。気になるそぶりを見せた観客に、豊崎は「ぜひ押してみてください」とオススメしていた。
その両作品の大ヒットを祈願して、鏡開きを行うことに。「『小林さんちのメイドラゴン』『CITY THE ANIMATION』」「大ヒット!」との掛け合いをきっかけに樽を割り、ヒットを祝っていた。
映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』は6月27日より劇場公開。テレビアニメ『CITY THE ANIMATION』はTOKYO MXほかにて7月6日より放送。
『CITY THE ANIMATION』PV第1弾