ロエベ（LOEWE）は、ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスを新クリエイティブ・ディレクターとして迎えることを発表した。2025年4月7日より、ウィメンズ＆メンズウェア、レザーグッズ、アクセサリーまで、すべてのコレクションのクリエイティブの指揮をとる。
NYを拠点に活動するこのデザイナーデュオは、パーソンズ時代に出会い、卒業と同時にプロエンザ スクーラー（PROENZA SCHOULER)を立ち上げ。デビューから瞬く間に注目を集め、「CFDAアワード」を何度も受賞するなど、20年以上にわたってアメリカのファッションシーンを牽引してきた。ミニマルで構築的なシルエットに加え、カルチャーとの深い繋がりを感じさせる彼らのデザインは、常に時代のムードを鋭く捉えてきた。そして今回、クラフツマンシップを礎とするロエベの179年にわたるヘリテージと共鳴し、ここから新たな物語が始まろうとしている。
ロエベのCEO、パスカル・ルポワヴルは「ジャックとラザロをロエベに迎えられることを嬉しく思います。彼らのビジョンと創造性は、私たちが築いてきたコードと完璧に合致しており、彼らが未来を形作るのを楽しみにしています」とコメント。
一方のジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスは「ロエベに参画することを非常に光栄に思います。ロエベと私たちの価値観とミッションは密接に一致しています。ジョナサン・アンダーソンの卓越したクリエイティブディレクションのもと、ロエベを今日のような文化的な力へと形作ってきた素晴らしいチーム、職人、才能溢れる人たちと一緒に働けることが楽しみです。また、ベルナール・アルノー、デルフィーヌ・アルノー、シドニー・トレダノ、そしてパスカル・ルポワヴルに、この素晴らしいブランドの次の章を託していただいたことを心から感謝します」と語った。
