2歳になる息子のことが大好きでたまらない私の父。ある日私が日帰りで手術を受けることになり、手術当日は父に息子を預けることに。そして、手術後に私を病院まで迎えに来てほしいとも頼んだのですが、まさかの反応をされて……?
孫が好きすぎる父……
父は私が何か手伝ってほしいとお願いしたとき、「今、孫くんと遊んでいるから」、「孫くんが離れたらダメって言っているから」と、いつでも孫ファーストでとても困っていました。
そんなある日、日帰り手術を受けることになった私。手術日は夫が仕事のため、前日の夜から息子を実家の父に見てもらうことに。さらに、手術後にひとりで家に帰るのが難しいと考えた私は、「当日は病院に迎えに来てもらえないかな」と父にお願いします。
しかし、父は「その時間は、孫くんのおやつの時間かもしれないしな〜。無理かもな〜」と言って断るのでした。たしかにそうかもしれないけれど、手術する私にもっと気を遣ってくれても良いのでは……と私がモヤモヤしていると、たまたま同じ日に実家を訪れていた弟が、「父さんいい加減にしろよ。姉ちゃんは手術するんだよ。孫のおやつとか細かいことより、娘の体調優先で行動してあげてよ」とひと言! 父は孫中心になりすぎていたことに気づき、「孫くんがかわいくて周りを見ていなかったな……申し訳ない」と言い、私の手術後は病院まで迎えに来てくれました。
愛は盲目と言いますが、ここまで孫ファーストになるのは困ります。しかし、いつも面倒を見てくれる父には感謝しているため、これからは、度が過ぎているときはハッキリと注意しつつ、感謝の気持ちも伝えいこうと思った出来事です。
著者:木村メイ/30代女性・ライター。2歳の息子を育てるママ。自分に育児は向いてないと思いながら子育てをしていたが、最近やっと楽しいと思うようになり自信を持ち始めた。
イラスト:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
ベビーカレンダー編集部