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【日本人は知らない“本当のワンタンの包み方”】「中国人シェフ流」と「米国チャイナタウンのシェフ流」に挑戦

  • 2025.3.24

ワンタンの作り方をネット検索したら、2通りの包み方を発見。ひとつはYouTubeチャンネル『一日一菜 料理チャンネル』で中国人シェフが紹介している包み方、もうひとつはアメリカのチャイナタウンで目撃した包み方を少し進化させたという、YouTubeチャンネル『冷凍子ママ』の包み方。『冷凍子ママ』の包み方は多少テクニックが必要そうですが、習得すれば作業をかなり高速化出来そう。とりあえず2通り試してみよ♪



2種類のワンタンの包み方を試してみよう♪

本日試すワンタンの包み方は、2種類。ひとつは、YouTubeチャンネル『一日一菜 料理チャンネル』で紹介している、中国人お料理系YouTuberさんの包み方。もうひとつはYouTubeチャンネル『冷凍子ママ』で紹介している、アメリカのチャイナタウンで目撃した包み方を進化させた包み方。

まずは、YouTubeチャンネル『冷凍子ママ』の「アメリカのチャイナタウンで目撃した包み方の進化形」から、試してみることに。

スピード感のある神業に、思わず目を奪われたのですが…。わたしにも出来るのかしら?

YouTubeチャンネル『冷凍子ママ』のアメリカのチャイナタウン系包み方

冷凍子ママさんが、アメリカのチャイナタウンで目撃したのは、お箸を使う包み方。それを進化させ、より包みやすくするために、スプーンの“柄“で包む方法を考案したそうです。

箸ではなくスプーンにすることで、包むだけでなく、肉ダネも混ぜられ、肉ダネもすくえる。つまり、ワンタン作りがスプーン1本で完結出来るというわけです。

では、やってみましょう。

用意するのは肉ダネとワンタンの皮、そして、スプーン1本。動画ではスプーンのサイズがよくわからなかったので、カレー用のスプーンを使うことに。



ちなみに、肉ダネは、わが家のいつもの肉ダネにします。豚ひき肉100gに塩とこしょう、オイスターソース、すりおろしたにんにく(各適量)を加えて、捏ねたもの。



【やり方】
1. 手のひらに、皮を角が手前にくるように置き、タネをスプーンの柄ですくって、奥の角付近にのせます。



タネは少なめ、5gくらいにすると包みやすいそうです。スプーンの柄を使ってすくうと、だいたい5gくらいになるとか。

2. 柄を肉ダネの上にのせたまま、皮をひと折りします。



3. 皮とスプーンの柄を左手の親指で押さえ、柄を軸にして、クルンと手前に1回転させ、ひと巻きします。



4. 続けて、柄で円を描くように、左手の親指を巻き込みながら時計回りにクルンと1周させて、柄を引き抜きます。





5. 左手の親指と人差し指で皮をギュ~ッと押さえて出来上がり。





…と、最初からうまく出来たように紹介していますが、実際にやってみたら、5回くらい失敗しました(笑)。

今回、1辺5cmくらいのワンタンの皮を使いましたが、5gの肉ダネだと多くて、こんな風に破れることも。



肉ダネを半分にくらいに減らし、また、スプーンを柄の細いもの(下の画像の右側)に代えたら、包みやすくなりました。ちなみに、柄の幅は1cmくらい。



一番難しく感じたのは、4の「柄で円を描くように、左手の親指を巻き込みながら時計回りにクルンと1周させる」工程。なかなか出来ませんでしたが、柄を時計回りに1周させる際、皮から柄を少しずつ引き抜くイメージで1周させると、やりやすかったです。ご参考までに。

また、皮を閉じる際は水を使わず、ギュ~ッと押さえるだけでOKとのことですが、やり方が悪いのか、ちゃんと閉じませんでした。そこで、肉ダネを“のり“代わりにちょっと皮に付けて、閉じることに。




では、茹でてみよう。

鍋にお湯を沸かして、包んだワンタンを投入。ちなみに、茹で方は適当です(笑)。



4分ほど茹でると、こんな感じ。



微妙な出来(笑)。

形が崩れてはいるようですが、茹でていても、肉ダネが皮から飛び出すことはまったくなかったので、包まれてはいるみたいです。画像ではわかりづらいけど(笑)。





試食してみると…。

問題なく、おいしい(笑)。ちゃんと包まれているので、噛むとツルッとした皮の感触を感じてから、肉が飛び出してきます。この包み方だから特別おいしい…ということは、ないかな(笑)。

続いて、YouTubeチャンネル『一日一菜 料理チャンネル』で、中国人お料理系YouTuberさんが紹介している包み方をやってみよう。


『一日一菜 料理チャンネル』の中国人お料理系YouTuberさんの包み方

肉ダネは、先ほどと同じものを使います。

【やり方】
1. 皮の真ん中に肉ダネをのせます。



量は、小さじ1杯分くらいとのこと。ですが、今回使用する皮は動画のものより小さめに見えるので、小さじ1/2くらいの肉ダネをのせることに。

2. 長方形になるように半分に折ります。



左端と右端をそれぞれ持って、手前に折り曲げ、左端と右端をくっつけます。

その際、左右の端のどちらかに水をつけて閉じます。





これで完成。

この包み方は、練習の必要なし。簡単です。



では、こちらも茹でてみよう。

先ほどと同じように、鍋にお湯を沸かして、包んだワンタンを投入。



4分ほど茹でるとこんな感じ。



しっかり閉じられていなかったのか、端と端が離れて、ただの長方形になってしまいました(苦笑)。

とりあえず肉ダネが外に飛び出していないので、包まれてはいるようです。でも、端と端を、もう少ししっかり留めた方がよかったなと思います。


試食すると…。

味も食感も、アメリカのチャイナタウン方式とまったく一緒(笑)。

味や食感の違いは特に感じなかったので、どちらの包み方でもいいかなと思います。

ちなみに今回は、茹でたそれぞれのワンタンにみじん切りにした長ねぎとしょうがをのせ、しょうゆをシャッとひとまわし。仕上げに、熱々に熱したゴマ油をかけて食べることにしました。



中国人お料理系YouTuberさん方式のワンタンがほどけてしまったこともあり、どちらもほぼ同じに見えますね(笑)。


中国人お料理系YouTuberさん方式のワンタン。


アメリカのチャイナタウン方式のワンタン。

茹でるとワンタンがとろっとやわらかくなって、形がイマイチわかりづらいですが、揚げワンタンにすると、形の特徴がよくわかるかも。

…ということで、今回は、YouTubeチャンネル『一日一菜 料理チャンネル』の中国人お料理系YouTuberさん方式。そして、YouTubeチャンネル『冷凍子ママ』で見た、アメリカのチャイナタウン方式と、2つのワンタンの包み方を試しました。



中国人お料理系YouTuberさん方式は、コツもいらず簡単に包めて、見た目もかわいい♡なんですが、個人的にはスプーンの柄を使う、アメリカのチャイナタウン方式が気に入りました。包んでいて楽しかったし、慣れるとけっこうスピーディーに包めるかなとも思います。どちらも簡単なので、試してみてはいかがでしょう。

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