先日、親友の結婚式で痛感したのは、ちょっとした見落としが予想外の恥ずかしさにつながるということ。周囲との温度差やスピーチでの失敗など、まだまだ余裕が足りないと学びました。そんな私の苦い体験談を紹介します。
面食らったドレス選びで大恥
先日、親友の結婚式に参加するため、久しぶりに手の込んだドレスやアクセサリーを用意し、準備万端で当日を迎えました。ところが会場に到着すると、周囲はカジュアルな装いが指定されていたらしく、私だけがフォーマルな服装で浮いてしまっていたのです。
恥ずかしさで頬が熱くなるほどアウェイ感を味わいましたが、せっかくの機会なので気持ちを切り替え、笑顔であいさつを交わしました。
気まずい祝辞で胸がざわついて…
披露宴ではスピーチを任され、緊張しながらも親友への祝福を真心込めて伝えました。ところが「結婚式は一生に一度の大イベント!」と口にした瞬間、なぜか胸がざわついたのを覚えています。その後、再婚の方もいると気付いて少し申し訳ないような気持ちになりましたが、幸い周囲は穏やかな雰囲気で聞き入ってくれたようでした。
想定外の塩気に意気消沈した食事
さらに、楽しみにしていた食事のタイミング。私が取り分けた料理が予想以上にしょっぱくて、隣の席の方から「ちょっと塩辛いね」という声が聞こえてしまったんです。焦りからか、自分まで妙にしょっぱさを感じるように思えて、気持ちが沈みかけました。
そんな中でも式自体は本当に素晴らしく、会場の温かい空気に包まれながら、私も新郎新婦を心から祝福していました。服装の失敗やスピーチでの言葉選び、味付けのトラブルなど、振り返れば反省すべき点は多かったものの、それも含めて貴重な思い出として胸に刻まれました。
冠婚葬祭の場では、ほんの少しの気配りや準備がより一層大事だと、改めて身に染みる経験でした。今でもあの日の光景を思い出すと、ちょっぴり赤面しつつも、やっぱり幸せな気持ちになります。
まとめ
冠婚葬祭の場で少しの油断が大きな失敗につながることを、今回身をもって体感しました。恥ずかしい思いをした分、新郎新婦の幸せをより深く祝福できた気がします。経験を糧に、これからは一層の心配りを大切にしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:田中一輝/40代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室