「ぐるぐるナインティナイン」(毎週木曜夜8:00-9:00、日本テレビ系)の人気コーナー「ゴチになります!」に2025年より新メンバーとして加入した、霜降り明星・せいやと白石麻衣が囲み取材に応じ、ゴチバトルに参加した感想や今後の意気込みなどを語った。
ゴチは、運の要素がとても大きいゲーム
――新メンバーに加入し約2か月が経ちましたが、手応えはいかがでしょうか?
せいや:僕はまだ無傷で、思ったより善戦しているんで探り探りでやっていますけど、まいやんが面白いぐらい負けていてね(笑)。壊れていくまいやんを見ていて、あ、もうこれはライバルとして逆に行こうと思っていますし、一年間無傷で終えたいです。ただただ、まいやんにツッコミを続けていじっていきたい。
白石:手応えは全くないです(笑)。レギュラーになる前も2回ゲストとして参加させてもらったんですけど、やっぱり苦手だなっていうのを再認識しました。今日で収録が5回目になるけど、まだまだ始まったばかりですし、前向きに捉えていきたですね。
――視聴者として番組を見ていた時と、実際に出演してみてから印象は変わりましたか?
せいや:実力とかじゃなくて運の要素がでかいんやなと思いましたね。例えば、一番高い商品を発表されたときに、発表されていない2位のやつを食べていたらめちゃくちゃやばかったんやな…って気が付いたり。誰でも負ける可能性もあれば、勝つ可能性もあるんで、めっちゃよくできた嫌なゲームだなと(笑)。
白石:視聴者として見ていた時は、「いや、これくらいでしょ」みたいな軽い予想を家でもやっていて。でも実際にやってみると全然分からなくて(笑)。料理名だけ見てもどんな料理か分からないし、量とかも参考にならないです…。せいやさんが言ってくれたようによくできているゲームだなと思います。あとはゴチメンバーの皆さんが本当に優しい。ファミリーのように接してくださるので、私はそこに助けられています。
白石、最下位を取った時のことは「記憶がない」
――白石さんが2回連続で最下位を取ってしまったことがありますが、それを踏まえて必勝法は見つかってきましたか?
白石:私、その時のことはショックすぎて本当に記憶がないんです…すごく追い詰められていたので (笑)。でも、自分でもよくないと思う点があって、「なんか少ないかも?」と思って一品足してしまって、結局オーバーしちゃって。そこはちょっと抑えてしっかり選んでいきたいです。あとは、外食を増やしたので、いい方向に転んでくれればいいですね。まだ行っていないジャンルとかもあるので、ゆっくり考えてやっていけたらなと思います。
――外食するようになって、何となく相場は見えてきましたか?
白石:うーん…でもやっぱりお店によって値段も違いますし、今のままだと掴みきれてないので、一緒に戦っている皆さんに話を聞きながら、試行錯誤した方が早いのかなと…。ちょっとまだ迷っています(笑)。
――せいやさんの必勝法は?
せいや:周りのバランスを見るっていうのは、意外と大事かなと。ちょっとガチすぎてテレビショーっぽくはならないんですけど、一位を目指すゲームじゃなくて、ドベにならなかったらいいっていうゲームなんで、他のメンバーの注文を見ながら間を狙っていくのが一番賢いと思うんですよ。そう言いながら、本当によく分からないエビとかが急に出てくるんで、びっくりしますし混乱します(笑)。
結果発表の瞬間は「頭が真っ白」
―― 結果発表を待っている間の心境はいかがでしょうか?
せいや:あの瞬間、恐ろしいよね
白石:一番怖いですね
せいや:お笑いの賞レースとか、それぐらいの気持ちになります。僕はですけど、羽鳥(慎一)さんの「せいやさんです!」っていう声がめっちゃフラッシュバックしますね。それぐらい極限状態。
白石: 私も1位の発表の時は、呼ばれるようにただただ祈るのみ。でも2位、3位が発表されて呼ばれないとネガティブモードに入ってしまって、頭が真っ白になります。
せいや:ラストオーダーから結果発表まで記憶がないっていうのは分かるな。
――最下位だと分かった時はどんな心境でしたか?
白石:やっぱり悔しいですし、本当に下手だな…と反省します。もっとバラエティーだから笑えたらいいんですけど、前回2連続で最下位だったときは、自分に対してイライラしてしまって勝手に涙があふれてましたね…(笑)。
せいや:でもあの瞬間はめちゃくちゃおもろかったよ。大丈夫!
――せいやさんは勝ち抜けた瞬間、どんな気持ちですか?
せいや:あの瞬間が一番楽しいですよ、泥をまだ経験していないんでね。でも次の勝負がどうなるか全く分からないし、僕が最下位になることも全然あり得るんで、「次も戦わなきゃあかんのか…」 みたいな気持ちが永遠に続く、えげつない戦いです。
ピタリ賞を取ったら「皆さんと乾杯したいな」
――ピタリ賞を取ったら、何に使いたいですか?
せいや:僕はゴチメンバーで打ち上げをして、おごりじゃなくて割り勘で帰ろうと思ってます(笑)。ゴチ用に貯金しておきたい、そしてゴチに投資します(笑)。
白石:ちゃんと取っておいて、最下位をとっちゃった場合はそこからお支払いして。でも一回くらいお世話になっている皆さんと乾杯できたらいいですね。
せいや:いや、めちゃくちゃいいこと言うやん。僕もそうします。
――本番前にゲン担ぎのようなルーティンはされていますか?
白石:私は家に神棚があって、収録があるときはお祈りして家を出ます(笑)。私が今年後厄なので飾っているんですけど、そこに向かって「今日も頑張らせてください!お願いします!」って言っています。
せいや:僕はゲン担ぎとかではないけど、食べたいものを頼むっていうのは意識しています。変にこれ安そう、とか、これ高そう、っていう計算で一品目はいかない。素直に食べたいやつを頼んでいるのが、上手くいっている理由なのかもしれないですね。
高橋文哉の食レポは「100点」
――高橋文哉さんの漢字一文字食リポが定番化していますが、お二人が今後定番化していきたい食リポがあれば教えてください
せいや:すごく難しいんですよね。食リポって変なこと言い過ぎても使われないし、口に物入れているからあんまり話せないし…僕的には「うまいんかい!」っていう食リポをちょいちょいやっていて、ちょうどいい塩梅やと思うんですけど、絶妙に流行ってない(笑)。一回、武田鉄矢さんのモノマネで挑戦したら全カットだったんで、やっぱり食リポに笑いは求めてないんやなっていう感じもあって、探りつつですね。
白石:私も現状食リポで何かするのは考えていなくて、とにかく一口目を食べた後の美味しい! っていう感想が伝わるように、リアクションは意識しています。やっぱり文哉さん の一文字食リポは唯一無二ですし、文哉さんだからこそできることだと思うので。
せいや:あの食リポは完璧よね。カメラ目線で美味しいっていうのがよく伝わるし、100点。あれを楽しみにしている視聴者の方もおると思うし、俺もやってみようかな。
――お二人が得意なジャンルはありますか?
せいや:個人的には和食が好きなんで、やりやすいかなと。やっぱりフレンチとかは突拍子もない素材使ってくるじゃないですか(笑)。フレンチが一番難しくて、和食とか海鮮の方が自分的には結構好きですね。食べるのも好きだし、値段も予想がまだつくかな。
白石:私も食べること好きですけど、せいやさんと同じで和食かな。あとは、お肉屋さんに行くことが好きなので、まだフレンチとかに比べたら頑張れるかなっていう気持ちです。
加入が決まった時は「たくさん祝福されました」
―― ぐるナイは長寿番組ですが、ここまで続いている理由は何だと思いますか?
せいや:僕の親とか、じいちゃんばあちゃんとか。妻の両親とかもめっちゃ楽しみに見ているんですよ。やっぱり料理にプラスして笑いもあって、コーナーもたくさんあって。テレビを楽しみにしている人からしたら、楽しめる要素が詰まっているんだなと。これだけ愛されている番組のレギュラーになれて本当にうれしいです。
白石:私もゴチのレギュラーが決まってから、友人だったり、いろんな現場に行っても「ゴチ見ているよ!」っていう連絡をたくさんいただいたので、愛されている番組だなっていうのを改めて実感しましたね。そんな番組にレギュラーで出させていただいてること を感謝していますし、見てくれている方に楽しんでもらえるように、いろいろ伝えていけたらいいなと思います。
―― 新メンバーとして、今後の目標をお願いします!
せいや:まず一年間無傷、そしてより上を狙っていこうかなと思っています。ノブさん、森山(晋太郎)さんを越えて、一位を目指していきたいです。
白石:私はまずドローンから抜け出したい(笑)。最下位争いを抜けることを目指して頑張ることと、いつかはピタリ賞を当てたいですね。今は一番お支払いが多いので、これから活躍していきたいなと思います。