【写真】悠木碧&大塚剛央、向かい合って“溺れた猫猫に壬氏が人工呼吸を施すシーン”を実演
世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2025」が、3月23日に東京・東京ビッグサイトで開催され、REDステージで行われた「『薬屋のひとりごと』AnimeJapan SPステージ2025」に、悠木碧(マオマオ/猫猫役)、大塚剛央(ジンシ/壬氏役)、小西克幸(ガオシュン/高順役)、赤羽根健治(リハク/李白役)、橘龍丸(バセン/馬閃役)が登壇した。
第35話「狩り」のシーンで生アフレコを披露
同作は、日向夏の小説を原作とする後宮謎解きエンターテインメント。小説は「ヒーロー文庫」(イマジカインフォス)より刊行中で、「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)および「サンデーGX」(小学館)でのコミカライズも展開されており、シリーズ累計4000万部を突破。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こるさまざまな難事件を次々に解決する姿を描く。
連続2クールで放送中のアニメ「薬屋のひとりごと」第2期(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Hulu・Leminoほかにて配信)の1クール目が3月28日(金)に最終回を迎えるということで、声優を務める悠木、大塚、小西、赤羽根、橘の5人がステージ上でこれまでのストーリーを振り返り、これからの注目ポイントを語った。
ステージは、悠木と大塚による生アフレコからスタート。2日前の3月21日に放送されたばかりの最新話、第35話「狩り」の“溺れた猫猫に壬氏が人工呼吸を施すシーン”を実演し、ステージに詰め掛けたファン歓喜させた。
悠木、大塚に“母なる心”で気遣い
アフレコ後、悠木は「人前でやるもんじゃないですね(笑)」とはにかみつつ、「この間の金曜にご覧いただいたばかりということで、われわれもドキドキしつつ。でも逆に、猫猫をやる身としては、人に見られていたほうが客観的になれて、より良かったかもという気もします」とにっこり。
5人によるトークセッションでは、悠木が第35話について「今までの『薬屋の―』って、猫猫から見た後宮で働いているみんなの話が描かれていたのが、2期になってから猫猫じゃない人から見た他のキャラというのも描かれだしていて、猫猫が見ていないところで『この人たちどんな仕事しているのかな』とか、『どんなふうに政治をやっているのかな』とか、それが結構盛り込まれた1話だったかなと思います」と振り返った。
そんな中、アフレコ現場では悠木が率先して雰囲気作りをしていることが判明。大塚が「毎回、悠木さんがお話してくださる」と感謝の意を伝えると、悠木は「こんなにやってるのに、本当にほとんどしゃべったことない状態で来てるけど、コメンタリーとかポッドキャストとか、いろいろお世話になるタイミングもあるから、ちょっとでも現場が楽しくなったらいいなって(笑)」と述懐。
悠木の大塚への気遣いに、小西は「母の心になってる(笑)」と笑いつつも、「いつも碧ちゃんが中心になって現場の雰囲気を作ってくれているので、とっても居やすい空間ができている」と絶賛した。
◆取材・文=原田健