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<異修羅>「天才軍師様かよ」「演説とんでもない…!」“異質な能力”の修羅の登場に視聴者驚嘆

  • 2025.3.23
アニメ「異修羅」第23話より (C)2023 珪素/KADOKAWA/異修羅製作委員会

【写真】これまでとは一線を画した能力を持つ“逆理のヒロト”が際立つビジュアル

テレビアニメ「異修羅」(毎週水曜夜11:00-11:30ほか、TOKYO MXほか/ディズニープラスで見放題独占配信・YouTube・ABEMAで見逃し配信)の第23話「逆理のヒロト」が放送・配信され、これまでとは全く異なった能力を有するキャラクターの登場に、SNSでは驚嘆の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)

黄昏潜りユキハルが傭兵に命を狙われる…

同作は、珪素によるライトノベルのメディアミックスとして制作されたもので、過去に「本物の魔王」による大きな被害を受けたファンタジー世界を舞台に、本物の勇者を決めるため「修羅」と呼ばれる強者たちの戦いを描く。

シーズン1では、世界最大の都市・黄都に対し、黄都の将・警めのタレンがリチア新公国を率いて反乱を起こす。多くの強者が入り乱れる戦争の中、リチア側の戦力である海たるヒグアレ、夕暉の翼レグネジィ、鵲のダカイ、黄都側の戦力である濫回凌轢ニヒロが倒れ、最終的にタレンが討たれたことで戦争は黄都側の勝利で終結した。

シーズン2の第11話となる第23話では、黄昏潜りユキハル(CV:間宮康弘)が“最後の地”で正気を失いそうになりながらも目的を果たす。だが、“本物の魔王”に関する情報を隠蔽しようとするオカフ自由都市の傭兵に命を狙われてしまう。傭兵のナイフがユキハルに迫る中、ユキハルの依頼主である千一匹目のジギタ・ゾギ(CV:高木渉)と厄運のリッケ(CV:古川慎)が駆け付け、傭兵たちを退ける。

アニメ「異修羅」第23話より (C)2023 珪素/KADOKAWA/異修羅製作委員会

逆理のヒロト「私の言う“利益”は私の味方の利益も含むものです」

一方、逆理のヒロト(CV:緒方恵美)はオカフの主である哨のモリオ(CV:辻親八)の元を訪れていた。黄都からの圧力が強まっている中、戦力では太刀打ちできないオカフは、もはやヒロトの協力なしでは敗北必至という状況だった。しかし、ヒロトは「自分の利益のために動いているが、私の言う“利益”は私の味方の利益も含むものです」と語り、「傭兵を全て雇う」と宣言した上で、「黄都との戦争で1人の兵も失わず、戦後交渉を有利に進める算段も立っています。さらに、あなたの兵が戦うべき戦場も提供できます」と告白。

にわかには信じられないモリオは「あんたは信頼できて、背中を預けるに足る人間か、その証明が欲しい」と要求すると、ヒロトは「確かに」と言って立ち上がり、「この国の傭兵全員を、私が1人で制圧してみせます」と言い切り、監視塔に上り演説を始める。その演説は、聴衆の心をつかみ、いつしか味方にしてしまう。

聴衆の選択肢を封じ、世界逸脱の演説と交渉の才を持つ文化侵略者という、これまでの怪力や戦闘に関わる能力を有するキャラクターとは一線を画した能力を持つキャラクターの登場に、SNSは騒然。「おっっっっっもしろ… ここで出してくるのが言葉回しの強いキャラなのが最高過ぎる」「政治家なんて修羅もいるんですね」「逆理のヒロト、演説すご。人心掌握すご過ぎる。あんな声で語られたらコロッといくわ(笑)」「演説とんでもない…!」「天才軍師様かよ」「取材に政務、特殊能力不要で世論を動かす面白味。交渉と計画性、政治侵略者の異質さ極まる一幕」といった驚嘆の声があふれた。

◆文=原田健

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