こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
皆さん、じゃがいもはお好きですか?
じゃがいもは炒め物、煮物、サラダなどさまざまな料理に使えて便利な野菜ですし、比較的長持ちすることから、家庭で常備しているという方も多いのではないでしょうか。
そんな年中人気のあるじゃがいもですが、特にこの時期は新じゃがいもが出回るので、さらに需要が高まりますね。
ただ、じゃがいもは手間のかかる調理方法をしてしまっている方が多くいるんです。じゃがいもを茹でるとき、ピーラーで皮をチャカチャカと落としていませんか?どうせ調理するなら、なるべく手間なく楽に終わらせたいですよね。
そこで今回は「じゃがいもの皮剥きがとても楽になる方法」を紹介していきます。
八百屋が教える!じゃがいもの皮剥きの裏ワザ
それでは、茹でじゃがいもを使いたいとき、皮剥きの手間を究極に減らす方法を紹介していきます。
手順①じゃがいもをよく洗い芽をとる
じゃがいもの芽には、天然の毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているので、必ずしっかりと取り除いてから調理するようにしてくださいね。
手順②じゃがいもの皮に包丁で一周切り込みを入れる
この切り込みが今回のポイントです。半周でも大丈夫ですが、私は念の為一周切り込みを入れています。
手順③お鍋にじゃがいもとじゃがいもが被るくらいの水を入れて加熱する
じゃがいもは必ず水の状態から茹でてください。
沸騰してから茹でてしまうと、中心温度と外側の温度のズレによって、中が半生のかたい状態になってしまったり、外側が煮崩れしてしまいます。
水から徐々に加熱していくことで、中心温度と外側の温度のズレが少なくなり、均一に加熱することができるんです。
手順④沸騰してから、さらに20分茹でる
じゃがいもの大きさによって茹で時間は変わってくるので、20分はおおよその目安です。竹串がスッと刺さるまで、様子をみながら加熱していきましょう。
手順⑤じゃがいもをザルにあげて、粗熱をとる
手順⑥指で皮を押すと皮がつるんと剥ける
一周切り込みを入れているところを指で押すと、皮が気持ち良いくらいペロンと剥けてくれます。
ピーラーで剥くよりも可食部が無駄にならないので、フードロスの観点からもおすすめです。
もうピーラー入らず♪野菜のプロ伝授の「じゃがいもの皮剥き」
今回の記事では「じゃがいもの皮剥きがとても楽になる方法」を紹介しました。
ぜひ今回紹介した方法を使って、じゃがいもをたくさん食べて欲しいのですが、そもそも今の時期おいしい新じゃがいもは、皮が薄く、皮ごと食べても美味しいという特徴があります。
なので、新じゃがいもを食べる時は、なるべく皮ごと食べていただけると嬉しいです。
皮を剥く必要がある料理の場合は、今回の方法を試していただけたらと思います。
ライター:青髪のテツ
野菜のプロ
スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。