子育てをしていると子どもが学校を休みたがる日もあるでしょう。その理由が体調不良なのか、メンタルの問題なのか、はたまたただサボりたいだけのことなのか、見極めるのは簡単ではないと思います。ただ、サボりが理由だとわかってしまえば「休んでいいよ。」とは言えないですよね。
今回は筆者の知人が子育て中に驚愕したエピソードを紹介します。
学校を休みたがる娘
私には中学生の娘がいます。
その娘が最近、何かと学校を休みたがるようになりました。
初めのうちは「お腹が痛い。」というので、休ませることもあったのですが、休みが確定すると元気な様子でゲームをしていて、何か体調不良以外の問題を抱えているのでは? と感じるようになりました。
しかし、話を聞いていても学校自体は楽しんでいる様子。
いじめなどのトラブルもないように見えます。
私は徐々にもしかすると、ただのサボりなのかもしれない……と感じるようになりました。
嘘
ある日の朝、娘が「お腹が痛いから学校を休む。」と言うので、私は「本当? 本当だったら病院に行こう? ただ学校を休みたいだけじゃない?」と尋ねました。
すると娘は嘘が通用しないとわかり、しぶしぶ学校へ。
一安心して1日を過ごしました。
娘の仰天行動
翌日の朝、娘を起こしに娘の部屋に向かったのですが、部屋のドアが開きません!
部屋の外から「ドアが開かない。ドアを開けて~!」と娘に声をかけると、なんと「今日はこの作戦で立てこもるんだ!」と楽しそうな声が聞こえてきたのです。
私が無理やり部屋のドアを押し開けると、娘は本棚をドアの前に移動させドアが開かないように細工していました。
休みたい理由
私は娘の行動に驚きつつも、どうして学校を休みたいのか知るべきだと思い、娘と話し合うことに。
話した結果、ただゲームがしたいから休みたがっていたことが判明しました。
そんな娘に私は「あなたはまだ親に助けてもらわないと生きていけない年齢なの。その親を部屋に入れないようにするのは間違っていると思わない?」と諭し、今後はズル休みをしないことを約束させました。
【体験者:40代・女性パート、回答時期:2025年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。