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【フェイス編】顔たるみスッキリ!筋肉ゆるませトレーニング

  • 2025.3.22

硬くなった筋肉をゆるませることでぽっこりお腹と顔たるみを解消する、リンパケアトレーナー木村友泉さんの「筋肉ゆるませトレーニング」。今回は顔たるみの原因、顔の筋肉にアプローチをします。読者もこれで、あご下や頬のたるみが改善しました。

顔たるみは”ゆるめて”こそ上がります!

前回は、読者がウエストー11cmに変化した、ぷらぷらするだけの「筋肉ゆるませトレーニング」を紹介しました。

最後に、あご、首まわりの筋肉をゆるめていきましょう。顔まわりの筋肉がこり固まってしまっていると、血流もリンパの流れも悪くなり、むくみにもつながります。顔まわりをゆるめて動かすことを習慣にすれば、頬や目の下のたるみ、フェイスラインがすっきり。目もぱっちり開き、口も開けやすくなり、若々しい印象になります。

あご下に両手を当て、軽く揺らす


硬くなったあご・首まわりの筋肉を、揺らして、ゆるめていきます。あご下に両手を当て、少し上を向き、唇は軽く開け、舌を出し、ひじを揺らして振動を伝えるように軽くあごを揺らします。

髪の生え際を押し上げ、筋膜をはがす

 首の後ろを中心から外側に動かす後頭部と首の後ろ、あご下と頬付近の硬くなっている筋膜をはがします。頭をつかみ、親指で後頭部の髪の生え際を押し上げます。

次に握りこぶしを作り、首の後ろの頸椎の脇の固く痛い部分を中心から外側に指や指の関節でやや強めにぎゅっと動かします。

あごのキワをはがす

片方の耳の下からあご先まで、あごのキワの筋膜をあごの骨からはがすように親指の腹でぐっと押していきます。反対側も同様に行いましょう。

頬骨まわりをはがす

片方の頬骨の下を、こぶしの第二関節で3秒押し上げた後、薄紙をはがすイメージでこぶしをやさしく下に2回動かします。反対側も同様に行いましょう。

硬くなっていたあご・首まわりの筋肉を動かす

両手の人さし指と中指で左右の耳をはさみ、あごに手を添え、顔を45度上に向けたまま、眼球を上に向け、徐々に口を大きく開け、舌をしっかり10秒出す。

仕上げにリラックス!優しく体をなでましょう


最後に、ここまでがんばって動かした脚、腕、顔まわりの筋肉をなでて慈しみ、正しい姿勢で立ってみましょう。

前より楽に立てるようになっていませんか?

木村さんは、「姿勢をよくしようと無理に背すじを伸ばす方が多いのですが、背中や首の後ろの筋肉が柔らかく余計な力が入っていないのがベストな姿勢です。このメソッドを続ければ、自然によい姿勢を保てるようになりますよ」と言います。

「ぽっこりお腹・顔たるみスッキリ新習慣」特集はまだまだ続きます。次回は、特に気になる「ほうれい線」と「目の下のたるみ」にアプローチ! 医師が教える「二パ二パ体操」をお伝えします。お楽しみに♪

木村友泉さんのプロフィール

きむら・ゆうみ
1959(昭和34)年生まれ。「LHJ(ライフ&ヘルス ジョイ)健美研究所」代表。薬剤師をしていた頃、ひどい頭痛の対処法としてリンパケアに出合ったのを機に、健康で若々しくきれいな体を維持する独自メソッドを考案。トレーナーとして幅広く活躍している。ハルメク365では「木村友泉 大人のリンパ・からだケアLesson」を連載中!

取材・文=大門恵子、野田有香(ともにハルメク編集部)、撮影=鈴木 宏 イラストレーション=中村知史
※この記事は、2020年6月号「ハルメク」を再編集し、掲載しています。年齢は取材当時のもの。

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