「子どもに悪い影響のある親」通称「毒親」による支配から逃れ、サバイブした人々の体験談。
子どもの人生を勝手に支配しようとしたり、暴力を振るったり、価値観を一方的に押し付けたり…。そんな毒親に育てられた子どもたちにとっての悲劇は、「家族ってこんなもの」「これが当たり前のこと」と認識しながら育ち、いつしか「自分が悪い」「自分が変なのだ」と思い至ってしまうことです。
自身も毒親に育てられたという漫画家の菊池真理子さんと、彼女の担当編集・ハタノさんが、親に苦しめられる生活の中から抜け出したサバイバーたちにインタビュー。大人になってからは「自分も親のようになるのではないか」という連鎖におびえながらも、毒親のもとからサバイブした人々のエピソードをお送りします。
※本記事は菊池真理子著の書籍『毒親サバイバル』から一部抜粋・編集しました。
◆朽木誠一郎の場合
著=菊池真理子/『毒親サバイバル』