人材派遣を行うR&G(さいたま市)が、「学生時代にもっと深く学んでおけばよかった分野」について調査を実施。その結果を公開しました。
調査は2024年12月23日から2025年1月6日、社会人の男女を対象にインターネットで行われました。計438人(女性272人/男性166人)から有効回答を得ています。
2位は「金融」がランクイン
3位は「コミュニケーション」(18.5%)でした。多様な人と出会えるチャンスがある期間を生かせばよかったと感じている人が多く、回答者からは「人とのコミュニケーションや関わり方。失敗も含めて、もっと経験して学べばよかった」(20代男性)、「コミュニケーション能力。いろんな人と知り合えた機会だったのに、もったいないことをしたと思う」(50代以上女性)といった声が寄せられたとのことです。
2位には「金融」(26.3%)がランクイン。就職や仕事で役立つというよりは、「もっと早く金融の知識を得ておいて、個人の資産形成や節税に役立てたかった」という人が多く、「『金融』『投資』『税金』の知識。学生時代に教わる機会はあまりないが、大人になると引かれる税金の多さに驚き、節税を考えるようになった。また『投資はギャンブル』というイメージをもっていたので、正しい知識を早い段階で学ぶべきだと後悔した」(40代女性)、「株式投資や投資信託など金融の基礎を若い頃に学んで、若いころから『長期』『積立』『分散』の恩恵を受けておくべきだったと猛省しています」(50代以上男性)といったコメントがあったということです。
そして、1位は「語学」(41.3%)でした。IT分野やウェブマーケティングでは欧米から最新情報が入ってくることも多いため、海外のサイトを翻訳せずに読めると、情報収集が速くなるメリットもあり、「海外旅行や仕事で使えるので、英語のリスニングとスピーキングはもっと勉強してマスターしておけばよかったと思う」(30代女性)、「英語をもっと勉強しておけば、インターネットの海外サイトを理解できたのにと思います」(50代以上男性)などの回答が集まったとのことです。
調査結果を受け、同社は「情報収集が速いとライバルに対して優位に立てますし、『最新情報を紹介する』というビジネスにも生かせると考えられます。仕事の幅や楽しみを広げる上で、英語をはじめとする語学は大きな強みになると分かりました」とコメントを寄せています。
オトナンサー編集部