子どもの友達の誕生日会に招待されたとき『プレゼントはどうしよう?』『予算は?』『好きなものは何?』と悩んだことはありますか?
今回は筆者の知人が「さすがに酷い反応で悲しかった」と話してくれた、誕生日プレゼントにまつわるエピソードをご紹介します。
誕生日プレゼント
これはママ友A子の娘B美の誕生日会に、娘と一緒に招待されたときの出来事です。
ほかにも数組の親子が招待されていたので『誕生日プレゼントは何を贈るか』ママ友たちと相談しました。
ばらつきがないよう予算を決め、それぞれ子どもと一緒にプレゼントを選ぶことに。
当日、子どもたちから主役のB美へ一斉にプレゼントを渡したのですが……。
B美は贈られたプレゼントに対して『ありがとう』の言葉もなくとにかく文句タラタラだったのです!
「犬のぬいぐるみじゃなくてうさぎがよかった」
「この絵本、前に読んだことがある」
「あんまり可愛くない~」
次々と不満を並べるB美にみんな戸惑いましたが、それだけでは終わりません。
母であるA子も叱るどころか
「確かにそうよね~」
「もっと別のものがよかったね」
とケチをつけてきたのです!
失礼すぎる!
さらに『その本よければあなたにあげるわ』と言って、別の友達から贈られた絵本をこっそり私に渡そうとしてくるではありませんか!
でも、そのやり取りがみんなのいる前だったので、一部始終を目撃したママ友たちはみんな引きつった表情に。
自分の娘がせっかく渡したプレゼントを横流ししようとする考えが信じられず、その場で気まずい空気が流れました……。
最後まで酷かった
「さすがにもらったものを誰かに横流しするのはありえない」
「B美ちゃんも人の気持ちを踏みにじっていること、ちゃんと気づかせた方がいいよ」
さすがに酷すぎる態度だったとみんなで伝えましたが、A子は顔を真っ赤にして黙り込むだけ。
結局失礼な発言ばかり繰り返したB美を叱ることもせず、A子からもお礼の言葉は聞けませんでした……。
その後
娘たちもB美のリアクションを見て少なからず傷ついたようで、私たち親もその後はA子やB美とは少し距離を置くことに。
この出来事を通して、子どもに対する教育やマナーの大切さを改めて感じました。
【体験者:30代・女性パート主婦、回答時期:2025年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。