<カナダの店でトイレを借りようとすると…→必ず店員にされてしまう恥ずかしい事>こんなとこだよカナダ[#42]
(前回の続き)カナダに引っ越してすぐ「掛け布団:comforter」を買いに行ったものの、なぜか英語が通じず、説明したところカナダでは掛け布団を「「Duvet(デュヴェッ)」と呼ぶのだと知って驚愕したアメリカ帰国子女の私。
まさか、アメリカとカナダで単語が違うなんて思いもしなかったのです!
しかし、「掛け布団」の違いはまだまだ序の口だったことをカナダで生活して知ることになりました。
家の「電気」の契約をしたかったので「Electricity」はどこで契約するのがお勧め?と何気なく大家さんに聞くと、「Hydro(ハイドロ)は~で契約した方が良い。」と言い直されて、なんだかちょっと恥ずかしい気持ちに。
しかし、更に恥ずかしかったのがレストランやお店でトイレを借りたい時!!
アメリカ英語では「トイレ」の事を「Bathroom」や「Restroom」を使うのが一般的なので、店員さんに「Bathroom」の場所を聞くと、「Washroom(ウォッシュルーム)」と必ず言い直されてしまうのです…。
なんだか子供の時に「トイレじゃなくてお手洗いね!」と言い直されたみたいな気分になるのは分かりますか…?
それだけではなく、「ニット帽」を買おうと登山用品店に行って「Beanie」を探していると店員さんに言うと「Toque(トゥーク)」と言われてしまいます。
更に、スーパーで無加工牛乳「Whole milk」を探していたらなかなか見つからず、よく商品を見たら「Homo Milk(ホモミルク)」と書かれているのがアメリカでいうWhole milkだったり、キッチンシンクの「ディスポーザー」の調子が悪いので「Garbage disposer」の修理依頼をしたら「Garburator(ガービュレーター)」と言い直される始末。
「アメリカの英語カナダで全然通じないじゃん!笑」という事ばかりが起こり、最初の半年はカルチャーショックを受け続ける日々でした。
更に細かい話ですが、カナダではスペルもイギリス英語とアメリカ英語版の両方を使うという混乱要素もあります。
フランス語を語源とする単語はイギリス英語のスペルになり、例えば「Color:カラー」ではなく「Colour」と綴り、「Center」ではなく「Centre」と綴ります。
対してギリシャ語を語源とする単語はアメリカ英語と同じで「Realise」ではなく「Realize」 、「Recognise」ではなく「Recognize」となるんです。(ややこしいですね…)
イギリス連邦のメンバーでありつつ、お隣アメリカの影響も強く受けている独特のカナダ文化の
混乱(?)を是非楽しみに来てください!
次回、カナダで現地人にも読めない地名が多すぎる謎は下の関連記事からチェック!