甘やかし祖母と無責任夫[4]自分の世話をさせてあげるのが「ばあちゃん孝行」!?
ヒナさんからの返信を見て「お風呂・・リク君こっちでゆっくり入ってたよね。家では何もしてない感じなのかな・・」とカナコさんは身重のヒナさんの大変さを察して心配になりますが、義祖母からの依頼も無下にできず『忙しい時にごめんね。イヤイヤ期大変だよね?今日はこちらに泊まるので明日ちょっと会えるかな?』とメッセージを送りました。
カナコさんからのメッセージを見たヒナさんは「何言われるんだろう。ヤダなぁ・・」と思いつつ『はい。10時くらいなら』と返信し、イヤイヤ期のアオくんをなだめながらなんとかお風呂に入れました。その頃、カナコさんにヒナさんを呼ぶように頼んだ義祖母は「ヒナちゃんはなんだって?」とカナコさんに聞いていました。
カナコさんがヒナさんの大変な状況を説明し、今日は来れないことを伝えると「そんな事言って。もう1人産まれたらどうするの?もっと大変になるんだから!ちゃんとやらないと・・」とお小言が止まらない義祖母にカナコさんは「ははは・・」と苦笑い。その頃、リクさんの家ではアオくんとお風呂から上がったヒナさんが「明日おばあちゃんちに行くことになったよ」と気が進まない様子で話していました。しかし、リクさんはそんなヒナさんの気持ちなど気付くはずもなく「マジで?俺朝からフットサル行くからついでに洗濯物もらってきて」と自分のことしか考えていません。
リクさんの言葉に「え??またおばあちゃんちに洗濯物持って行ったの??」とヒナさんが驚くと、「ダメだった?ヒナしてくれないじゃん」と、まるでヒナさんが悪いかのように言うリクさん。ヒナさんは「いや・・洗濯機あるんだから自分でもできるでしょ?」と当然のことを言いますが・・
「めんどくさいんだって!あと、ばあちゃんは俺の世話をしたいの!ばあちゃん孝行だよ、これも」と自分では何もせず義祖母に頼っている自分を正当化するリクさん。「私が何もしないって思われるじゃん!」ヒナさんがそう言うと、「え?実際、何もしてくれないじゃん」とリクさん。ヒナさんは「2人目産まれたら、もっとバタバタするんだよ?もう少しさ・・」と言いかけると、
「え?ばあちゃんがいるじゃん。ばあちゃん喜んでアオのこともお世話してくれるって~!」平然とそう言うリクさんに、「ねぇ・・おばあちゃんに甘えすぎじゃない?いい年なんだし自立したら??」ヒナさんの言葉を「はいはーい」と軽く流すリクさんなのでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ