高校生と保護者で全然違う!校長先生になってほしい有名人
春は卒業・入学・進級の季節。リクルートが提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』が、「校長先生になってほしい有名人」TOP5を発表しました。調査は、2025年1月、スタディサプリ編集部の高校生エディターと公式LINE登録者694人を対象に“先生”についてアンケートを実施したもの。
それによると、高校生・保護者共に「タモリ」さんが1位に選ばれました。 高校生は、2位「綾瀬 はるか」さん、3位「明石家 さんま」さんがランクインし、学校を笑顔で動かす校長先生をイメージした様子。
一方、保護者では、2位「池上 彰」さん、3位「阿部 寛」さんなど、ジャーナリストや熱血先生役が印象的な俳優・女優がランクインし、まさに生徒を力強く導いてくれそうな校長先生像がイメージできます。
保護者の描いている理想の先生像について、求めるキャラクターと行動に分けて聞きました。“キャラクター”は、1位「公正公平な人」、2位「経験豊富な人」、3位「知識が豊富な人・博識な人」の結果に。保護者世代の先生像に近い「元気・熱血」や「厳しく指導してくれる」といった項目もありましたが、いずれもTOP5圏外になりました。
また、“行動”については、1位「生徒の良いところを発見してくれる」、2位「生徒の頑張りを認めてくれる」、3位「悩みなど話を聞いてくれる・面倒見が良い」がランクイン。7割超えの1位とは真逆の「苦手なこと・良くないところを指導してくれる」は下位になっていて、保護者がいかに子どもの良いところを伸ばすポジティブコミュニケーションの教育に期待しているかが反映された結果でした。
高校生に対しては「人気がある先生」の行動についても聞いてみました。その結果「生徒の頑張りを認めてくれる」(49%)、「生徒を褒めてくれる」(47%)、「生徒の良いところを発見してくれる」(46.1%)が上位3項目を占め、「面白い授業をする」や「授業以外の知識が豊富」といった学習そのものを“評価”するよりも、自分自身への承認や理解を示してくれる愛のある関わりを重視していることがわかります。
(LASISA編集部)