病院や飲食店など、誰もが利用する公共の場では、互いに気持ちよく過ごせるようその場に適したマナーを守ることが大切です。
今回は筆者の友人が「あれはとにかく最悪な出来事だった」と話してくれた、映画館での非常識すぎる客エピソードをご紹介します。
映画館
映画館で映画の上映間際、後ろの席から着信音が鳴りました。
「まさかまだマナーモードにしていないの?」
と戸惑いましたが、問題はそこから。
なんと男性客は電話を切るどころか、すぐに電話に出たのです。
そして周囲を気にすることなく、まるで周りに誰もいないかのように大声で話し始めるではありませんか!
電話の内容はプライベートなことのようで、映画の音声と重なって非常に気になった私。
周りの客も明らかにその電話が気になっているようでしたが、周囲からの非難の視線もまったくお構いなしで男性客は電話を続けていました……。
スタッフが注意するも?
やがてスタッフがその男性客に静かに注意をしたのですが『ちょっとだけだから』と言い訳をして、電話を終わらせる気配はなし。
結局、そのまま1分ほど電話をし続けられてしまいました。
そのせいで、はじめに集中できないどころかずっと男性客の言動が気になったせいか、映画自体が十分に楽しめなかったのです……。
非常識すぎる
上映後、周りの客たちはその男性客に聞こえるような声で嫌味を言っていました。
「映画館では携帯電話を使わないのがマナーだよね」
「自分だけが大事だと思っているのかな」
でも、それすら気にしない様子でその場をあとにした男性客。
私はそのとき、何気ない『ちょっとだけ』の言動が周りにどれほどの迷惑をかけているのか、まったく意識していない人もいるのだと悲しい現実に気づきました。
マナーは守ろう
映画館など公共の場では、ちょっとした自分本位な行動が、思いもよらぬ影響を与えることを理解することが大切です。
自分がよければそれでいいのではなく、周りの人々の気持ちを考えた行動が求められるということを改めて実感しました。
私も、このような場では周囲への気配りを忘れないよう気をつけたいと学んだ印象的な出来事でした。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。