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【フライパンで“551蓬莱の豚まん”完コピ】捏ね時間は何と3分!餡も旨いが、生地の再現度が最高過ぎた

  • 2025.3.22

551蓬莱の豚まんといえば大阪土産の定番!ちょっと甘めの生地にたっぷりのあんが入っていて、唯一無二の味わいですよね♪「いつでも好きな時に食べられたらいいのに…」と思っていたところ、レシピを見つけました!YouTubeチャンネル『うりぼーちゃんねる』の「551豚まん完全再現」です。生地から豚まんなんて難しそうですが、なんとこね時間はたったの3分というから驚き!さっそく作ってみたいと思います。


こね時間たった3分のパンレシピを公開している『うりぼーちゃんねる』

『うりぼーちゃんねる』は、元パン職人の主さんが手作りパンの作り方を公開しているYouTubeチャンネル。
通常、手ごねでパンを作るとなると生地を20分以上こねないといけないのですが、『うりぼーちゃんねる』で紹介しているパンのこね時間はどれも3分だけ。
手作りパンのハードルもぐっと下がると、『うりぼーちゃんねる』を見てパン作りを始めた人がたくさんいます。

今回紹介する「551豚まん再現レシピ」も、もちろん生地のこね時間は3分のみ!
筆者は関西在住なので結構551蓬莱の豚まんを食べてきたのですが、果たしてどれだけ再現できているのか楽しみです♪

「551蓬莱の豚まん完全再現」の材料と作り方



【材料】(7個分)
(生地)
強力粉…90g
薄力粉…125g
ベーキングパウダー4g
塩…1.5g
砂糖…28g
こめ油…7g ※サラダ油代用OK!

ドライイースト…3g
砂糖…1g
ぬるま湯…120ml

(肉だね)
玉ねぎ…皮と芯を除いて150g
豚ひき肉…150g
塩…1.5g
醤油…14g
砂糖…10g
酒…15g
こしょう…5ふりくらい
片栗粉…5g

生地の材料はすべて同じボウルに計量して構いません。
肉だねの調味料も、あらかじめひとつに合わせています。

【作り方】
1. ドライイーストを予備発酵させます。
40℃くらいのぬるま湯に、ドライイーストと砂糖を入れてよく混ぜたら10分ほどおいておきます。



予備発酵不要のドライイーストをわざわざ事前に発酵させておくのは、ツンとしたイースト独特の匂いを抑えるため。
また、生地の発酵が安定するため、『うりぼーちゃんねる』では毎回予備発酵をしているそうです。

10分経った様子がこちら。
若干泡立っているこのくらいが予備発酵完了の目安です。



2. 1のドライイーストと生地の材料を合わせます。



粉っぽさがなくなるまで全体をよく混ぜてください。
この段階ではまだこねる必要はなく、粉類と水分が均等に混ざり切った状態になればOK!



手で触るとべたついてくっつく感じが理想のやわらかさ。
これ以上生地が固いようであれば、常温の水をほんの少しずつ足して固さを調整してください。

ほんの少しの水分量で生地の状態が大きく変わるので、入れる水の量は5mlずつでもいいくらいです。

3. 生地を真ん中に集めたら、ラップをして室温で10分間生地を休ませます。



この状態で生地を休ませることは通常のパン作りではあまりない工程。
ですが、生地を休ませることで水分がしっかりと行き渡り、パンが膨らむのに必要なグルテンが形成されるんですね。
結果、こねる時間が少なくてもパンがちゃんと作れるというわけです。

生地を休ませている間に、肉だねの玉ねぎを下準備しておきましょう。

玉ねぎをみじん切りにするのですが、その際できるだけ細かくしたほうが甘味が増すんだとか。
551蓬莱の豚まんを目指して、頑張って細かいみじん切りにしていきましょう!



耐熱容器に入れ、ふわっとラップをかけて電子レンジ600Wで3分加熱します。
加熱後は粗熱が取れるまで冷ましてください。

4. 10分間休ませた生地をさっそくこねていきます!
生地の外側をグイッとつかんだら、中央に折りたたむように持っていきましょう。



折りたたんだら、ボウルを半回転させ少しずつ折りたたむ場所を変えていきます。

あとはひたすらこの作業の繰り返し。
とはいっても、わずか3分間やればいいだけ&力強く押さえる必要もありません。

生地をたたきつけるように何十分もこねないといけないパン作りを考えると、かなり楽ちんです…!



3分間こね終えた生地の状態がこちら。
まだまだ生地がベタっとしています。
一見心配になりますが、これでOKとのこと!



5. 次は一次発酵に進みます。

生地の表面を張らせるようにまとめたら、ボウルに入れてラップをかけます。
別のボウルに45℃くらいのお湯を入れ、生地が入ったボウルを入れて、湯煎をしながら発酵させていきましょう。



もしオーブンレンジに発酵機能があればそちらを使ってもOK!
夏場などの室温が高いときは、室温におくことで湯煎なしで発酵させることもできますよ。

この状態で30分くらい、生地が約2倍の状態になるまで待ちます。

6. 30分経った生地の様子がこちら!
約2倍の大きさに膨らんでいるので、これで一次発酵は終わりたいと思います。



室温やお湯の温度によって発酵具合が変わるので、時間はあくまで目安にしましょう。
発酵しなさすぎもダメですが、発酵させすぎ(過発酵)も生地が膨らまない&イースト臭が強くなるので、注意が必要です。


生地に分量外の強力粉(打ち粉)をふり、まな板の上に出します。
生地全体の重さを量って、7等分にしてください。



今回は全体の重さが368gだったので、1個あたりの重さは53gほどになりました。

分割し、生地を丸めたらベンチタイムにうつります。
ベンチタイムは、次に成形するときに生地を扱いやすくするために必要なもの。
ラップをかけた状態で10分間生地を休めましょう。



7. ベンチタイム中に、中に入れる肉だねを作っておきます。
3でチンしておいた玉ねぎに、豚ひき肉と肉だね用の調味料を入れ、粘りが出るまでよくこねてください。



3分ほどしっかりこねるのが、ジューシーな肉だねになるポイントだそう♪

8. ベンチタイムを終えた生地は、ひとつずつ麺棒で直径10cmほどの大きさになるまで伸ばしていきます。



その後、生地のふちだけ薄くなるよう手で伸ばしてください。
生地のふちを薄くしておくことで、肉だねを包んだときに全体の皮の厚みが均等になるそうです。

9. 伸ばした生地のざらっとした面を上にして、その上に7の肉だねを7等分してのせていきます。



このときのポイントは、肉だねを真ん中にこんもりとのせること。
生地のふちに肉だねがつくと生地同士がくっつかなくなり、あとからの成形がかなり難しくなります…!

10. いよいよ肉だねを包んでいく作業です。

豚まんの包み方はいろいろありますが、『うりぼーちゃんねる』のやり方はとっても簡単!
まず生地の左右を真ん中に持ってきてくっつけます。



次は、同じように生地の上下を真ん中に持ってきて閉じてください。



最後は、4つの角を真ん中に持ってきてぎゅっと閉じればOK。

このとき、あまり生地を引っ張らないように注意してください。
引っ張りすぎるとそこの生地が薄くなり、蒸しているときに肉だねが生地から出てきてしまいます。



同じように残りも包んでくださいね♪

11. 二次発酵に進みます。
発酵後すぐに蒸せるよう、フライパンの上で発酵させていきます。

フライパンにクッキングシートを敷き、間隔をあけて生地を並べてください。



フタをしたら、弱めの中火に火をつけて10秒数えます。
10秒経ったら火を止めて、この状態のまま10分間おいてください。



12. 10分経った様子がこちら。
生地全体が1.5倍に膨らんでればOKです。


フタをあけたまま中火にかけます。
フライパンが温かくなったら、クッキングシートの下に分量外の水130mlを注いでください。
その後、フタをして弱火にしたら16分間蒸していきます。



わが家のフタのように、蒸気穴が開いている場合は箸などを使いふさいでくださいね。



551豚まん完全再現!甘めのもっちり生地にジューシーな肉だねがたまらん♡

16分間蒸した後の様子がこちら。
フライパンが若干小さかったのかみっちりしてしまいましたが、ふっくらおいしいそうに蒸せました!



さっそくひと口…。
ふわモチの生地は少し甘めで、中からは玉ねぎの甘さと豚ひき肉が合わさったジューシーな肉だね。
一緒に食べると、これはもう551蓬莱の豚まんです!



551蓬莱の豚まんは生地だけ食べてもおいしいんですが、今回手作りした生地もまさに同じ。
ほんのり甘くて、ふわふわもっちりでたまりません。

肉だねはもう少し入れても良かったかな。
でも、家にある調味料だけでかなり551蓬莱の豚まんに近い肉だねに仕上がっているので、満足度はかなり高いです。
肉だねのしみ込んだ底の生地がまた最高なんですよね♡



ひとつがかなり大きくて食べ応えがあるのも、本物の551蓬莱の豚まんとそっくり。
食べ終わるころには、お腹も心もしっかり満たされました。

手作りの豚まんなんてハードルが高かったんですが、『うりぼーちゃんねる』のこのレシピはこね時間たった3分。
誰でも簡単に551蓬莱の豚まんを再現できるので、551ファンの人にも自信を持っておすすめできます!
蒸し器がなくてもフライパンで作れるのもうれしいですよね。
551蓬莱が近くにない人・久しぶり食べたいな~なんて人は、ぜひ作ってみてください♪

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