Text by 井上大輔(編集部)
今年2月で40歳になったクリスティアーノ・ロナウドは、サウジアラビアのアル・ナスルでゴールを量産している。
20日にはポルトガル代表のキャプテンとして、デンマークとのUEFAネーションズリーグにフル出場。ただ、ゴールを奪えず、チームも0-1で敗れた。
『TV2』などによれば、かつてアーセナルなどでプレーした元デンマーク代表FWニクラス・ベントーは、ロナウドについてこう話していたそう。
「クリスティアーノはボールを探すために下がってきて、攻撃から消えていることが多かった。そうなると彼は危険ではないし、デンマークにとっては楽だった。
クリスティアーノは他のアタッカーたちのためにスペースを作るべく、ペナルティエリア内にいなければならない」
ロナウドがボールを受けるために低い位置まで下がると恐くないと指摘していたようだ。
この日はポルトガルがボール保持率55%を記録したが、シュート数ではデンマークが23本と圧倒した(ポルトガルはシュート8本)。
また、同じくデンマーク出身の元FWダヴィド・ニールセンは「ロナウドは終わったと言わざるを得ない。彼がまだやっているのは印象的だし、彼のキャリアといまだに現役ということは大いにリスペクトしている。彼にやめろというのはとても難しいだろうからね」と指摘していたとか。
ポルトガルは23日にホームでデンマークと再戦する。