「生きているうちに葬儀場を決めるのは不謹慎」という理由で、カゲワサビさん一家は祖父の葬儀場を決めていませんでした。ところが、病室で祖父の死を看取った直後、看護師から「病院で遺体を安置できるのは3時間まで」と告げられます。悲しむ間もなく、急いで葬儀場を探さなくてはいけない状況になり…。このお話は、カゲワサビさんの祖父が亡くなった際、葬儀が高額になってしまった体験談が描かれています。『ドタバタで葬儀場を決めて超お金がかかった話』をダイジェスト版でごらんください。
病院から突然、告げられた「3時間」
祖父が亡くなり悲しみに暮れる中、病院から「3時間の間に葬儀場を決めてください」と告げられた、カゲワサビさん家族…。この病院では、「遺体を病院で置いておけるのは3時間まで」という決まりがあるようです。
病院にもよりますが、できるだけ早めに遺体を移動してほしい、と言われることはめずらしくはないようですね。
とにかく、急いで葬儀場を決めなければいけません。
ネット検索し、ある葬儀場に決めた!
ネットに掲載されている情報を頼りに、急いで葬儀場を決めたカゲワサビさん家族。さっそく連絡をし、打ち合わせに向かいます。
葬儀にもさまざまなプランがあり、金額も異なりますよね。生きているうちに葬儀の話をするのは不謹慎…という気持ちも理解できますが、事前に情報を集めることは大切かもしれませんね。
葬儀の打ち合わせ中、またしてもドタバタが…
カゲワサビさん家族は、「家族葬だから」と思い、基本プランを利用しようと考えていました。ところが、打ち合わせの最中「あまり質素だとかわいそう」と言い出した祖母…。祖父を亡くしたばかりの祖母に対し、誰も強く言うことができず、「100万円のプレミアムプラン」で葬儀をすることとなりました。
今回、葬儀社に見積もりをもらっていなかったため、他社と比較せずに決めてしまったカゲワサビさん一家。さらに、家族内でも、意見のすり合わせができていなかったため、祖母の意見で高額なプランを選んでしまいます。最期のお別れをきちんとできるよう、事前準備の大切さが伝わってくる作品です。
著者:ももこ