「気張ったオシャレは苦手」なご自身の私服にも通ずる、「着心地も見心地も疲れない」ことが必須条件。そんな人気スタイリスト・樋口かほりさんに、毎年着ても飽きない、ベーシックな服の選び方を取材。
（スタイリスト・樋口かほりさん）
毎号表紙も担当するGISELeの看板スタイリスト。大人に似合うカジュアルをモットーに、リアリティのあるアイテム選びの提案と肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングは毎号多くの反響が。
ラルフローレンが似合うメンズがヒント
「コクのあるベージュだから、柄をはじめキレイな色とも合わせやすい。ラルフのメンズのルックに出てきそうなスタイリングがイメージです。シャツのパッチと色リンクしたネイビーの眼鏡で知的に装うのもあり。合わせた眼鏡はセリーヌで購入。黒は強いかな？と思ってネイビーに。ヘアが適当なときや服がごくシンプルな日もこれ１つでもつ。バッグに入れておくとなんとなく落ち着きます」（樋口さん）
ネイビーでワントーン
「ネイビーは、白にもキレイ色にも柄にも合わせやすく、上品な印象に仕上がるので夏はとくに重宝。コンバースは色やデザイン違いで10足ぐらい保有。「スニーカーでハズしています」というわかりやすいくずし方が苦手なので、落ち着いて見せるためにボトムとスニーカーの色をそろえることが多いです。今はより大人っぽさをねらえるネイビーのレザーが気分（樋口さん）
迷ったら「角のある小さな黒か白」を
「バッグも靴も、どちらもカチッとしたフォルムを。ややゆるめのトップスと合わせてバランスをとることが多いです。たとえばリラックスしたシルエットの柄の服を着るときの引き締めにも、かっちりとした白と黒小物は便利。フェンディのバッグ（右）はゴールドも相まってエレガントなので、ロゴTなどカジュアルな服とのスタイリングに」（樋口さん）
「本当にいい」ベーシック服の選び方
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