レイチェル・ゼグラーは、実写映画『白雪姫』に出演するにあたり、アリアナ・グランデらハリウッドの女性たちからのサポートを受けたそうだ。US版『アリュール』のインタビューで、こう明かした「アリアナが連絡をくれ、『もし必要なことがあったら、私がいるから』と唐突な感じで声をかけてくれました」「彼女は本当に優しい人。注目を浴びて、さまざまな経験をしてきた人だから、乗り越えてきた彼女をずっと尊敬していました」
コロンビア系をルーツに持つレイチェルは、世界初のカラー長編アニメーション映画として制作された『白雪姫』のヒロインである「雪のように白い肌」を持つ白雪姫への起用が発表されると、SNS上で猛反発を受けた。そんな彼女を気遣ったのは、アリアナだけではなかったそうだ。「(俳優で活動家の)ジャミーラ・ジャミルは、私にとって姉のような存在です。彼女が強い意思と心を持ち、歯に衣を着せず意見を言うところが大好きです」。また、『シャザム!〜神々の怒り〜』(2023)で共演した名優へレン・ミレンやルーシー・リューも、「ずっと守り手のように支えてくれている」という。
生き馬の目を抜くハリウッドは競争社会だが、レイチェルは女性同士がサポートし合う世界を望んでいる。「この業界で私がずっと探していたのは姉妹のような存在ですが、見つけるのは必ずしも簡単ではありません。私たちはよく他の女性を競争相手とみなすべきだと言われますが、そうは思いません。親しいかどうかに関係なく、友人や共演者を擁護することに価値があると信じています。ですから、威嚇や競争があると少しでも感じたら、チャーリー・XCX の『Girl, so confusing』をかけて話し合えばいい。この数年、業界で女友達を探す中で思い至ったことがあります。誰がなんと言おうとも、私たち皆が助け合う余地がある」
Text: Tae Terai
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