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【大人なイチゴの食べ方】見た目は…普通だよね!?材料2つで芳醇な香りを纏うフレンチデザートが爆誕♡

  • 2025.3.21

わたしにとって今でもいちごは高級なフルーツのひとつですが、リキュールをまとわせて食べるとは思いもよりませんでした。YouTubeでその食べ方を紹介していたのは、渋谷区の松濤にあった『シェ松尾』のオーナーシェフ・松尾幸造さんです。デザートにも定評があった松尾シェフおススメのいちごデザートということで、期待大ですよね。さっそく作ってみましょう!




1960年代に国内の有名ホテルやレストラン勤務後、スイスのホテル学校へ留学、ヨーロッパの有名ホテルやレストランを経て、1980年に渋谷区の高級住宅街で知られた松濤に一軒家レストラン「シェ松尾」を開店し、オーナーシェフとして活躍していたのが松尾シェフです。残念なことに2025年1月末日をもって閉店してしまいましたが、YouTubeでは今も元気な姿を見ることができます。

松尾シェフの「大人のいちごの美味しい食べ方」の材料と作り方

【材料】※2人分
いちご… 8個(中くらいの大きさがおススメ)
グラニュー糖…小さじ1
グラン マルニエ…小さじ1/2
ミントの葉(生)…適量

グラン マルニエはオレンジリキュールです。



いちごはヘタを切り取り、冷水で洗って水気を拭き取っておきます。

【作り方】※調理時間:3分
1. ボウルにいちごを入れ、グラニュー糖をふりかけ軽く手で揉み込んで表面に細かい傷をつけます。



2. グランマルニエをふりかけ、ボウルをゆすってなじませます。



3. 器に盛りつけ、ミントの葉を添えて出来上がりです。




真っ赤ないちごは見ただけでもおいしそうですが、口に入れてみるといちご特有の甘味と酸味、そこにかぶせるようにグラニュー糖のまた違った甘味とグランマルニエ特有の苦味が感じられます。これは練乳で楽しむいちごとは全く違った、大人のいちごの楽しみ方です。グランマルニエはもちろんリキュールですので甘味もありますが、やはり持ち味はオレンジが持つ独特の嫌みのない苦味にあります。ビターチョコレートを食べたときに感じるような甘さの中にある心地よいほどの苦味は、やはり大人のデザートという言葉がぴったりです。

わたしが「シェ松尾」の名前を知ったのはもう10年以上も前のことになりますが、渋谷区の中でも高級住宅街として有名な松濤にあるという、それだけで「高くて行けない店」と決めつけていました。なので時折商業施設内にあるショップでデザートを買うくらいでしたが、いつか行ってみたいと思っていましたので、閉店のニュースを聞いたときはなんとなく「一時代の終わり」のような寂しさを感じてしまいました。行ってみたかったのに閉店してしまって行けなかった店は他にもありますが、いつまでも永久にある店はありませんので、行けるときに行かなければと思い知らされます。

ブランドいちごの産地というといくつかの県が思い浮かびますが、粒が大きくて糖度が高くてついでに値段も高いという印象があります。わたしが子供の頃もいちごは高級なフルーツでしたが、今ほどブランドいちごはなかったような気がします。もちろん、わたしが子供で知らなかっただけかもしれませんが。なので、そのまま食べるよりは潰して練乳をかけて食べるというのが、いちごの楽しみ方でした。大人になってリキュールをかけて食べるようになるとは思いもしませんでしたし、こんなにブランドいちごがいっぱいできるとも思っていませんでした。確かにグランマルニエをかけるとおいしいのは間違いないですが、かといってかけすぎてしまうとアルコールが勝ってしまって逆効果になりますので、適度な量にしておきましょう。

ほんのちょっとの量で大人のデザートが楽しめますので、ぜひ作ってみてください!

※アルコールが含まれるレシピの為、未成年に供出しないようご注意ください。

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