Text by 編集部補佐
日本代表は20日、ワールドカップ予選バーレーン戦で2-0の勝利をおさめ、開催国を除く世界最速でのワールドカップ出場を決めた。
最終予選無敗を維持し、相手の統率の取れた守備に苦戦しながらも違いを見せつけたサムライブルー。
その一方、同日行われた韓国代表の試合は、歓喜に沸いた日本とは正反対の結果となった。
ホームでオマーンを迎えた韓国は、最終予選グループBで首位に立っており、勝利を重ね、早めにワールドカップ出場を決めたいところ。
ソン・フンミンやファン・ヒチャン、イ・ガンインら主力が出場した試合だったが、結果は1-1の引き分けに終わった。
グループ首位は維持したものの、次節の2位ヨルダンとの直接対決の結果次第では首位転落もあり得る状況となった韓国。
韓国メディア『スポーツ韓国』は、「『甘い組み合わせ』を好む韓国、実力で『死の組』を圧倒した日本」という見出しで両国の試合結果を報じた。
記事では、自国の代表について「日本との実力差がますます広がっている」と評し、比較的簡単なグループに入りながらも、本大会出場がさらに遅れたことに失望を示した。
難しいグループを戦いながらも最速で本大会出場を決めた日本代表と、格下相手に3度も勝ち点を取りこぼしている韓国代表。
同メディアは、明暗が別れた両国について、「直接的な対決なしでも韓国と日本の代表チームの違いを実感するような夜だ」と述べ、自国と日本の差を嘆いている。