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桜井ユキ主演『しあわせは食べて寝て待て』に福士誠治、西山潤ら出演決定! 桜井&加賀まりこ&宮沢氷魚の3ショットも到着

  • 2025.3.21
ドラマ『しあわせは食べて寝て待て』より(左から)宮沢氷魚、桜井ユキ、加賀まりこ (C)NHK

桜井ユキが主演する4月1日スタートのドラマ『しあわせは食べて寝て待て』(NHK総合/毎週火曜22時)の新キャストとして、福士誠治、田畑智子、中山雄斗、奥山葵、北乃きい、西山潤、土居志央梨、中山ひなの、朝加真由美の出演が発表された。

【写真】福士誠治らが主人公・さとこ(桜井ユキ)のパート先・デザイン事務所「唐デザイン」の面々に 田畑智子は編集者役

本作は、水凪トリによる同名漫画を実写化。

麦巻さとこ(桜井)は、一生つきあわなくてはならない病気にかかったことから生活が一変。会社を辞め、新しい住まい探しを余儀なくされる。見つけたのは築45年の団地。隣に住む大家の美山鈴(加賀まりこ)と、訳あり料理番の司(宮沢氷魚)を通じて、さとこは食事で体調を整える“薬膳”と出会う。

過去のつらい経験から、人と距離を取りがちなさとこだが、年齢も事情もさまざまで個性豊かな団地の住人たちの暮らしに触れることで少しずつ変化が訪れ、週4のパート先でも、心がほどければ出会いは広がる。地味だけど身体に美味しそうな薬膳ご飯と、たおやかな人間関係を通して心身を取り戻していくさとこは、知らないうちに影響を与え合いながら、身近にあった“自分次第のしあわせ”に気づいていく。そんな、お粥(かゆ)のようにおなかの底がじんわり温まる物語だ。

このたび、団地に暮らす人々や、さとこの新しいパート先の仲間が決定。

福士誠治が演じるのは、デザイン事務所「唐デザイン」代表のアートディレクター・唐圭一郎。さとこや後輩デザイナーの面倒見がよく、仕事はきっちりこなすが生活面ではどこか抜けているところがあり、後輩によくいじられる。数値では説明できない非科学的なものは一切信じないリアリストの一面もあり、薬膳にも最初はノリが悪いが…。パートとして迎え入れたさとこのことをいつも気にかけ、可能性を広げようとしてくれる。

田畑智子が演じるのは、装丁など依頼している「唐デザイン」によく出入りしている中堅出版社、「ギンナン舎」に勤める編集者・青葉乙女。装丁など依頼している唐デザインによく出入りしている。常に折り目正しい口調で話すが、唐に対してだけはなぜか毒舌。好奇心旺盛で行動力がある。仕事熱心で編集者としての腕はあるが、うっかりミスが多く、憂鬱(ゆううつ)になることも。そんな様子を気遣ってくれたさとこに興味を持つようになる。「40を超えて先が見えてきた人間には、できない自分を認める能力の方が必要な気がする」と、ある言葉をさとこに伝え、互いに理解者となっていく。

中山雄斗は、唐デザインに所属するグラフィックデザイナー・マシコヒロキを演じる。唐の背中を追って事務所に入って来た唐の弟的存在で、個性にこだわるあまり、クライアントとの間でよく追い詰められている。唐が独立した年齢にさしかかっており焦りも感じている。実は、いつか独立した時のために、名前をカタカナで名乗っている。同僚の巴沢(ともえざわ)とさとこの会話を見守り、さりげないフォローも忘れない。

奥山葵は、末っ子気質でマイペースな唐デザインの若手デザイナー・巴沢千春を演じる。単行本や雑誌の装丁を得意とする巴沢は、流行にもそれなりに敏感で独自のファッションも楽しむが、実は本の虫。しかも紙の本にこだわる。歴史オタクの一面もあり、推しが歴史上の人物で、突然推しメンの逸話を披露することも。唐を遠慮なくいじったり、さとこにもよく突っ込みをいれるが、人に興味があるらしく、さとことも打ち解けていく。

北乃きいが演じるのは、食にまつわる生きづらさを抱えるOL・反橋りく。一人暮らしをしていたが、父親の死をきっかけに団地に戻り、母親と弟の面倒を見ながら暮らしている。同じ団地のさとことはひょんなことから顔見知りになる。ベジタリアンな生活に憧れるが、切り替えられずにいる。ストレス発散に思わず通うファミレスに出会いが待っていた。

西山潤が演じるのは、団地で両親と暮らす、引きこもりでニートの青年・八つ頭仁志。同年代の司には気を許して、気分展開に出かけたり、司の手伝いをしたりしているが、基本的には夜行性。生真面目な性格で、就職していたこともあったが、対人関係が原因で体調を崩し、引きこもりになった。「このままではいけない」と思いながら脱するタイミングかつかめずにいたが、転機が訪れる。

土居志央梨は、団地に引っ越してきたフリーのイラストレーター・高麗なつきを演じる。おしゃれで自分の意見をしっかり持っているが、仕事に関しては他人の評価が気になり、比較しては落ち込みやすい。さとことは、コンビニで知り合う。さとこから見れば「色々とデキる人」で、そのはっきりとした物言いに気おくれすることもあるが、感情は次第に変化していく。

中山ひなのは、団地に住む高校3年生・目白弓を演じる。さとこが副業として始めるレンタルルームのお客さんになる。両親とは馬が合わず、学校でも、どこにも居場所がない。「どうでもいい」が口癖で、どこか諦めている。他人の事情に踏み込まないと決めていたさとこが、放っておけなくなる。

朝加真由美が演じるのは、さとこの母・麦巻惠子。さとこの兄の家族と同居し、孫の面倒を見ている。しっかりしていると安心していたさとこが病気になったことを、どこかで受け入れ切れておらず、心配のあまり口にする言葉がさとこを傷つけてしまう。はっきりとした性格で、行動力がある。素直になれない母子だが…。

ドラマ10『しあわせは食べて寝て待て』は、NHK総合にて4月1日より毎週火曜22時放送(全9話)。

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