以前、私が付き合っていた彼氏から要求された、あり得ないエピソードです。
エリート彼氏からの衝撃の要求は…
当時、私は難関資格を持つエリート男性とお付き合いしていました。仕事もできて、知的で見た目もスマート。まさに理想的な男性でした。交際は順調で、何度かお互いの家でデートをするような親密な関係にまで発展していました。
しかし、そんなある日、私の家でのデート中に彼が突然こんなことを言ったのです。「M（私）ちゃんがトイレをしている姿を見せてほしい」と……。
一瞬、冗談かと思いました。でも、彼の真剣な表情を見て、それが本気だとわかりました。「え？ トイレ？ なんで？」と聞くと、彼は「Mちゃんの全部が見たいんだ」と答えたのです。
絶対に無理！
正直、どう反応すればいいのかわかりませんでした。驚きと戸惑いで頭が真っ白になりました。人がトイレをしている姿を見て何が楽しいのか、私にはまったく理解できませんでした。当然、その場で「無理」ときっぱり断りました。
ですが、それ以降も彼は「トイレの姿を見たい」という話題を繰り返すようになりました。彼のその一点だけがどうしても受け入れられず、私は次第に彼との関係に疲れを感じるようになりました。それ以外の部分では本当にすてきな人だったので、彼も勇気を出して自分の気持ちを伝えてくれたのだろうと理解しようともしました。でも、どうしてもそれを受け入れることはできませんでした。
それが目的の交際だった…？
結局、その違和感は次第に私の心をむしばんでいき、最終的には私から別れを告げることになりました。
今でも彼のことを思い出すと、少しモヤモヤした気持ちになることがあります。「もしかしてそれが交際の目的だったのかな？」なんて考えてしまうこともあります。でもその一方で、彼なりに誠実に自分の願望を打ち明けてくれたのかもしれない、とも思うのです。
まとめ
この経験を通して、人にはそれぞれ異なる価値観や趣向があるということ、自分の価値観と合わない場合は無理をせず距離を取ることも大切だと学びました。そして何より、本当に人は見かけではわからないものだと実感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者：池田未来／30代女性・パート
イラスト／さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年12月）
ベビーカレンダー／ウーマンカレンダー編集室