Text by 石井彰(編集部)
20日に行われたFIFAワールドカップ予選バーレーン戦で2-0と勝利を収め、世界で最も早く本大会への切符を手にした日本代表。
前半は0-0とゴールに恵まれなかったものの、後半には伊藤洋輝の縦パスを起点として上田綺世、久保建英と繋がり、最後は鎌田大地が先制点を奪取した。
さらに終盤の87分にはペナルティエリアの左から久保がシュートを決め、追加点を奪取。最終的には2-0で勝利を収めることに成功している。
試合後に行われた『DAZN』のプログラムに出演した久保は以下のように話し、ゴールやアシストの場面を振り返っていた。
圧巻の久保建英‼️
大一番で輝く日本の至宝🇯🇵
得意の左足でニアをぶち抜いた
先制アシストに続いてこのゴラッソ💥
🏆AFCアジア最終予選
🆚日本×バーレーン
📱#DAZN ライブ配信
最強の #代表みようぜ#サッカー日本代表 pic.twitter.com/nMevXSgb0M
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) March 20, 2025
「ゴールの場面は、前田コーチがデザインしてくれたセットプレーなんです。ニアで落としを受けてファーに合わせるものです。前半だったら南野選手、後半だったら中村選手に。
直前に顔をあげた時にゴールキーパーが一歩ズレたのが見えたので、ここはニアを狙ってしまおうと。きれいに決まってくれて良かったです。
今日はレアル・ソシエダでの普段と違って、中央でボールを受けられることが多かったので、自分の得意な部分である前を向くことや楔のパス、仕掛けができました。このところレアル・ソシエダは連戦もあってキツい部分もありましたけど、今日は仲間の助けもあって僕もイキイキとプレーすることができたと思います。
アシストの場面は、鎌田選手が後ろから来ているのが見えた時点でパスを出そうと決めていました。そのために一回確認したあとは縦に行く素振りをして、タイミングをズラしてパスを出しました。
(守備の貢献をしないと代表で生き残れない雰囲気はある?)それは感じますし、最初から出ている選手も、途中から出る選手も、当たり前のように二度追いや三度追い、一人で奪い切ることもできる能力を持っている。ゴールやアシストをしたから守備をおろそかにすることはできない。それが今の日本代表の鉄則になっていると思います。
(脱いで投げたユニフォームは?)誰かが届けてくれました。僕も見失っちゃったんですけど、すぐに届きました。なくなる可能性もあったんで、よかったです戻ってきて」
ちなみに、久保がゴールのあとに投げ捨てたユニフォームを拾ったのは遠藤航であったという。