女子高校生が体験した怪しいアルバイトについて描いた漫画「闇バイトした話」(全4話)が、Instagramで合計1000以上のいいねを集めて話題となっています。
大学進学が決まり、時間に余裕ができた女子高校生。アルバイトをしようと求人情報に応募したところ、ある会社に採用されて、研修を受けることになりました。担当の女性のレクチャーを受けるうちに、何やら怪しい雰囲気に気付き…。作者が高校生の頃の体験談を描いた漫画に、読者からは、「これは怖い…」「おいしい話にはやはり裏がありますよね」「その後、変なことに巻き込まれませんでしたか?」などの声が上がっています。
怪しいと感じたら他人に相談して
この漫画を描いたのは、Instagramやブログ「しろめちゃんのあるある絵日記」などで漫画を発表している、ブロガーの「しろめちゃん」さんです。しろめちゃんさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「闇バイトした話」を描いたきっかけを教えてください。
しろめちゃんさん「最近、闇バイトの報道を多く目にするようになり、過去の経験を思い出しました。怪しいアルバイトだったな、という何となくの記憶だったのですがが、よく考えれば今でいう『闇バイト』でしたね。そのことを改めて自覚したので、皆さんへの注意喚起として漫画にしてみました」
Q.初めてのアルバイト先のオフィスに入ったときは、何か違和感はありましたか。
しろめちゃんさん「アルバイトと思われる数人のテレアポ(テレフォンアポインター)の人がいましたが、あいさつをしても誰も返してくれず、目も合わせてくれなかったのでとても違和感がありましたね。オフィス内も薄暗く、不穏な空気でした」
Q.このアルバイトを辞めるとき、特にトラブルはありませんでしたか。
しろめちゃんさん「幸い、何事もなく辞められました」
Q.読者の人たちへ向けて、注意喚起やメッセージをお願いします。
しろめちゃんさん「私のように、親でさえ異変に気付かないケースもあるので、怪しいと感じたら、まずは誰かに話しましょう。多方面の意見を聞くことも大切です。『もう引き返せない』と思わず、つねに正しいか正しくないかを念頭に置いて判断してほしいです」
Q.この後、学生時代はどのようなアルバイトをしていたのですか。
しろめちゃんさん「闇バイトの後は、すぐに工場で働きました。その後、アジアン雑貨のお店で働いたり、歯科助手をしたりしました」
Q.漫画「闇バイトした話」について、どのような意見が寄せられていますか。
しろめちゃんさん「『これは怖いですね…』『ご自身で気付けて良かった』『少しでも怪しいって思ったときは、耳や目、心を閉じちゃダメだよね』などのコメントを頂きました」
オトナンサー編集部