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試合中の膝蹴りが原因で…バイエルン期待の18歳DFが死亡

  • 2025.3.21
試合中の膝蹴りが原因で…バイエルン期待の18歳DFが死亡

Text by 編集部補佐

スペイン紙『Marca』など複数メディアは20日、北京国安に所属する18歳の中国人DFグオ・ジャシュアンが死亡したと報じた。

同選手は2月にスペインで実施されていたRCアルコベンダスとの試合中に、頭に膝蹴りを受け脳死状態となっていた。

グオはU-17中国代表に招集歴があるほか、2023年にはドイツ1部バイエルンの練習に参加するなど、中国国内でも将来有望な若手選手として知られていた。

試合を主催した北京サッカー協会によると、事故発生後両チームの医療スタッフはすぐさま彼を治療、その後ヘリコプターで病院に搬送され、4時間近い処置を受けたものの、頭蓋内出血による脳死であると診断された。

事故発生から1週間後、家族の希望によりグオの身体は中国に輸送。中国の北京天壇病院で治療が続けられていたものの、19日に容態が悪化し死亡が確認された。

これを受け、バイエルンはクラブ公式HPを更新、「クラブは彼の家族と友人に心からお悔やみを申し上げます」と追悼文を掲載した。


死亡後、グオの親族は北京サッカー協会と北京国安に法的通知を送ったと明かしているが、手紙の内容についての詳細は明らかになっていない。

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