Text by 奥崎覚(編集部)
20日、アジア最終予選でバーレーンを2-0と下し、8大会連続8回目のワールドカップ出場を決めた日本代表。
2026年ワールドカップでは、カナダ、メキシコ、アメリカという開催国を除き、世界最速での予選突破となった。
日本が6勝1分とグループ首位を快走したことに加え、グループ2位以下が未曽有の大混戦となったこともあり、異例の早さで決まったワールドカップ出場。
どれだけ早いのかというと、実はまだワールドカップ予選が開始されてすらいない地域がある状況だ。
それは、サッカーの本場ヨーロッパ。
今月からいよいよワールドカップ予選がスタートするが、2024-25のUEFAネーションズリーグが終っていないこともあり、まだ一部の試合のみ。
しかも、その初戦が3月21日と22日に組まれているため、3月20日に試合を行った日本のワールドカップ出場のほうが早く決まってしまったのだ。まさに前代未聞と言える。
ヨーロッパ予選初戦のカードは以下の通り。
■3月21日
キプロス vs サンマリノ
マルタ vs フィンランド
ポーランド vs リトアニア
ルーマニア vs ボスニア・ヘルツェゴビナ
アンドラ vs ラトビア
イングランド vs アルバニア
■3月22日
リヒテンシュタイン vs 北マケドニア
モルドバ vs ノルウェー
モンテネグロ vs ジブラルタル
イスラエル vs エストニア
ウェールズ vs カザフスタン
チェコ vs フェロー諸島
強豪国では、EUROで2大会連続準優勝のイングランドが登場。アルバニアとホームで対戦する。