「歩み寄りたい」「大切にしたい」と思い合える相手じゃなかった?
「あんなに好きだったのに、突然なんだか気持ちが冷めた……」。そんな経験、誰にも一度はあるのではないでしょうか? 冷める“ポイント”が訪れると気持ちは一気に離れてしまうもの。熱い恋心を一瞬にして無に帰してしまう、そんな「好きな人に興味がなくなる瞬間」とは――?
何気ない会話の中で「その言い方ちょっと変じゃない?」と言われたり、普段の持ち物に「もう少しちゃんとしたのを使ったら?」とダメ出しされたり……。言葉遣いやマナー、価値観などに対して細かく指摘されると「自分を否定されているみたい」と感じてしまいますよね。
恋愛はリラックスできる関係こそ理想なのに、常にチェックされている状況では気持ちが冷めてしまうのも無理はありません。
DMやチャット、LINEで最初は楽しくやり取りをしていたのに、突然「うん」「了解」「へー」みたいな短文ばかりに。忙しいのかもしれませんが、返信に温かさがないと「もう興味ないのかな?」と不安になりますよね。
コミュニケーションは関係を築く上で大切なもの。頻度、内容、温度感、言葉遣いなど、やり取りがストレスになったら、それは関係を見直すべきサインかもしれません。
相手のSNSを見ていたら、やたらと自撮りを投稿していたり、過激な発言をしていたり……。「ちょっと痛いかも」と感じた瞬間、一気に気持ちが冷めることがあります。
特に、過剰な自己アピールや攻撃的な内容、自分の世界に浸り過ぎた発言が多いと「こんな人だったっけ?」と引いてしまうことも。SNSの投稿一つで、その人への印象が大きく変わることもあるでしょう。
性格的な相性がどんなに良くても、清潔感がなければ途端に魅力が半減してしまいます。
シミだらけの服、伸びっぱなしの爪、男性なら無精ひげ、ボサボサの髪、口臭や体臭がキツい……。こうした身だしなみがおろそかになっていると、いくら人柄が良くても「もう無理かも」と感じてしまうことも。
好きな人には、見た目のちょっとした印象にも気を配ってほしいものです。
自分にはそっけないのに、他の異性にはニコニコしたり、やたらと褒めたり……。こんな相手の態度を見て、モヤモヤした経験はありませんか?
目の前で堂々と異性に甘えたり、ボディータッチが多かったりすると「この人、誰にでもこんな感じなの?」とガッカリしてしまいますね。「なめてんじゃねえぞ」と怒りすら湧いてくるかもしれません。
恋愛は「自分だけに向けられる特別な温度」があってこそです。それを感じられなくなったとき、心は自然と離れていくのです。
好きな人への気持ちは、ちょっとした違和感から一気に冷めることがあります。どれだけ好きな相手でも「なんか違う」と感じたら、その直感を大事にするのも必要かもしれません。
違和感に気付かないふりをしていても、解消できない不安ないつまでも心に残り続けます。自分の気持ちを確認しながら、無理をしない恋愛を模索していきましょう。
(奏かえで)